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腕力ある大将への対処には

2022-03-01 22:44:39 | 社会・平和

 テレビ放送より

 取り巻きがくっ付いた腕力ある大将がその力を隣の人に向ける。その場面に備えて、隣の人は対抗できる腕力を育てておく事しかない。と私は想像した。

 日曜日に「サンデーモーニング」というニュース解説番組がある。この番組を好んで見ている。そこでは腕力により、か弱い者を傷つける事実を世界が許容すれば、世界各国はこぞって腕力を持つことに努力するようになろう。現在ある世界秩序は崩れてしまう、こんな意見が出された。

 国際連合(国連)についての説明や役割そして今の問題点なども指摘された。なるほどと理解でき、では制度変更を議論しなければ、などと私も考えた。先ず、国連安保理の五常任理事国は先の戦勝国であり、この各国には会議の決議を拒否し、決議を無効にする特権が与えられている。この特権はとても重要とされているが、一方特権は会議の決議を無効にさせ、国連が安保の役割を果たせない大きな原因ともなっている。

 この24日、ロシアがウクライナに軍事侵攻を始めた。常任理事国であるロシアの行動に国連安保理決議は効果がない。そのためこの侵攻に国連が集約された意向で安保に貢献することはできない。ウクライナは国家総動員令を出して、まだ首都を守り通している。周りの国々から武器や支援物資が贈られて、また避難者は暖かく受け入れて、いることが力になっているようだ。

 解説番組やウクライナの状況をみて、社会環境において、個人が情報を発信できるように変わって来ていること。情報がグローバル化した世界では秘密に出来にくいこと。今の国連でも、自国の窮状や自国の意見を発信できる場であり発信しよう。この意味で国連も役立っていること。国連常任理事国の拒否権はこの五国間の多数決などへと改善を考えることができること。ロシアの侵攻対策のように多国で経済制裁して制御できること。これらの方法で、隣の人は腕力ある大将への対処ができそうである。

 隣の人に必要なことも判ってきた。ウクライナのように国が自己主張するには、核は持たなくても腕力ある大将の侵攻に対して、暫くの期間堪忍ぶ小腕力を持つこと。この小腕力があることが前提となって、支援を呼込むことができる。小国が自己主張を通したいと願うとき、必要と思われるものは小腕力とこれらの環境や環境を生かす人達、これが結論となってきた。少し考えが進歩できたようだ。


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