愛の裁判所
朝のテレビ小説「虎の翼」が放映されている。戦後すぐの敗戦国日本からどのように秩序ある国へと立ち直ったのかが今取り上げられている。GHQの監視を受けながら一つ一つ整えられる戦後の混乱対応だ。たくさんの戦争孤児が東京にはあふれて悲惨にも、また子供の「こそどろ」が多数にもなっていた。
数人に食事を与える親切な人もいた。そんな時、1949年日本に家庭裁判所制度が米国に真似て生まれた。孤児たちは養子縁組など、浮浪児保護施設などに入れられて国の援助が始まった。家庭裁判所の標語が「家庭に光を、少年に愛を」だという。後に「家庭に平和を、少年に希望を」となったと。
家庭裁判所には家事部と少年部とがあり、それぞれ家事事件・人事訴訟事件と非行少年の問題に関する少年事件を扱ったという。相続放棄、名の変更許可や対立して争う遺産分割などを。少年は更生しやすいようにと考えられて。
事務系と技術系のどちらをより深く学びますかとの選択時に、「技術系」と選んだ私には理解が難しい家庭裁判所だったが、この番組が調べるきっかけを作ってくれた。
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