福祉障害児
福祉型障害児入所施設(児童福祉法第42条)を見学する機会に恵まれた。概要説明を聞き、そのあと施設内部を見て回る。
この施設での支援は、保護、日常生活の指導及び独立自活に必要な知的技能の付与、という。障害児の症状が解り難く、調べると。知的障害とは、一般的には金銭管理・読み書き・計算など、日常生活や学校生活の上で頭脳を使う知的行動に支障があることを指すと、ネットに。
説明会場に学校より帰った児童がドアを突然開けて入る。驚いた説明者と司会、休憩場所が会場になったことを児童に伝える。しかし障害児の彼にはすぐには響かない。時間が掛かるため大人2人して、そっとではあったが、腕を引き、背を押してドア外へ。腕力の範囲と気付く程度だ。顔立ちの良い5年生くらいだろうか。
1人の例を見たのだろう。定員は男女合わせて50人という。施設職員も気が抜けないだろう。
知的障害の「原因となる病理的要因」が例示されていた。*感染症によるもの(胎児期の風疹や梅毒、生後の脳炎や高熱の後遺症など)*中毒症によるもの---。*---など。私は少し疑問を感じた。
人権を大切にする今だからこそ---。胎児はまだ両親の希望で出産判断ができる。「幸せ」を考えると、風疹時の胎児の出産は「不幸せをつくる」ことだ、ともいえる。理由は、胎児には出生後、苦労と腕力による抑制を受けることなどがある。両親には、育てるには多くのエネルギーが必要で、次の子供を育てるエネルギーを失う。大人になっても自立できない人は、両親他界後には社会に頼ることになる。
両親は、胎児の幸せは出産だけではないと、広く見ることが大切に思えた。
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