エコ
私の家には土間があり、風呂用釜戸があり、煮炊き用の釜戸もあった。食台の半分は座敷からも使え、風呂も座敷から利用した。トイレは座敷用もあった。次に住む家では、冬の夜ふとんから出てトイレへは、寒さをあまり感じないものにすることが夢だった。
設計へのエコ配慮は大きく、外壁の断熱、太陽熱温水器の利用、室内・床下のエヤコンによる暖房、追加の湯沸かしは灯油、に。そして太陽光発電。これらの設備を使い、夜中のトイレは夢が現実になっている。
先日の朝刊に「地球教室 未来につながる環境教育を」「熱の性質を知ってエコで快適な暮らしを」との記事があった。「なるほど」と感じる授業の報告が目に留まった。それは第1、同じ温度なのに感じ方が違うワケとして、木の板と金属の板に触れて「どちらがあたたかい」との問いかけ。「木の板」、しかしサーモカメラでみると同じ温度。熱の伝導率の差を感じたのだ。第2、暑さ・寒さを和らげる省エネの工夫とは すだれ、緑のカーテン。これらによって温度上昇が大きく抑制される。また床をスリッパなしに歩くと、サーモカメラに床の足跡が温かく映る。これらの実験で、「体感温度」を変える工夫が大切だとわかる。
「体感温度」への視点で見ると、エコアイデアの幅が、我が家庭でも広がりそうだ。
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