納屋ができて約六年が経過する。太陽に面する妻面の鼻隠しの塗装が劣化している。放置するとこの木材も劣化する。
私は小さな物の塗装はしたことがある。そのため、服は汚れる、使用する刷毛は再使用が難しくなる、塗料も固まってしまう等の「困難」イメージが強く残っていた。
そこで塗料は水性にし、服の汚れは刷毛の大きさと絞りの程度を試して選択し減少をもくろむ。
次に鼻隠しは高さ四メートルの位置にあり作業幅も五メートル程度あるため、足場が必要だ。
人の墜落はかつてそばで現場を見た。悲惨でありまた人にとって命にかかわるものが多い。しかし足場をつくる技術は持たないため安全を見通しながら工夫することにする。
持って居る道具を作業場所周りに出して試す。植木手入用の三脚(四、二.五)メートル、脚立(一.五、〇.六)メートル。結局、高い部には四㍍三脚、低い部には二.五㍍三脚、小さい方は動かしながら。
こうして塗装の補修は終了した。今後は安全にはもうひと工夫をし、出来栄えや作業の時間短縮には「経験の積重ね」が効果を生み出すことを期待したい。
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