反戦
今年も8月15日に戦没者追悼式が開かれた。多くのご遺族が参列された。式において、天皇陛下のおことばには「反省」という言葉があったが、首相の式辞にはなかったと新聞に報じられていた。
戦争を体験していない者が、どのように自分の事として「戦争はしてはいけない」と思えるか。次に、戦争を回避するにはどんな心の持ち方があるのか。この機会に考えてみた。
先ず、長くフィリピンに潜伏していた小野田寛郎さんと面接した、女優の石原さとみさんは言う。「おなかがすいていて、目の前に食べ物があったら、さとみちゃんはどうする」「食べたいでしょ?殺されそうになったら生きるためにどうする?人を殺すと思わない?」と語りかけられたことが反戦のきっかけと言う。1つの例だ。
次に、戦争を回避するための心の持ち方。それは、プライドを相互が思いやり、互いに「まあよし」な落とし所を探すことだ。この結論の根拠は、先ず、個人間のケンカの場合。チョッカイを出す時、痛さが伴うとし返そうとする。口で傷つける時、プライドに触るとし返そうとする。次に、国間の戦争の場合。チョッカイを出す時、傷つけるとし返そうとする。口で傷つける時、プライドに触るとし返そうとする。わがままな時、経済制裁などをする。これらが反応と考えるためだ。
個人間のケンカと比較して、国間のことも凡そは推し測れた。そしてこの結論は現在実施されている。また、わがまま国へは、北朝鮮へのように、周辺国は協力して圧力をかけ、反省を待つことになる。
自分の問題として考えたが、結論は見慣れたものと同じ。しかしこの同じを知ったことそしてこのテーマで考えたことは有益だった。
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