信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

何で働くの?~キャリア教育・お仕事ってなぁに?~

2019年08月22日 | 生坂村の取組
 いくさか大好き隊員の鈴木さんからの報告です。
 8月22日(木)午前10時30分から、児童館で「何で働くの?~キャリア教育・お仕事ってなぁに?~」が行われました。


 「お仕事ってなぁに?」は、小中学生を対象に、さまざまな職業の紹介をする教育委員会子ども・子育て支援係の事業で、これまで、警察官、パン職人、プロスポーツ選手、ネイリスト、村長、地方公務員…などなど、いろいろなお仕事を紹介してきました。


 第10回目となる今回のテーマは「先生」。生坂小学校の3年生を受け持つ「矢島幸太郎」先生と、生坂中学校で体育を教える「井出健一郎」先生を講師にお迎えしました。


 Q:学校の先生ってどんなお仕事?
矢島先生
勉強を教えるだけじゃなくて、皆さんが、大人になって幸せに生きるためのお手伝いが大切な仕事
・自分で考える力をつける
・元気な体を育てる
・困った時に一緒に考える、一緒に悩む
井出先生
中学校は大人になるための学校。
一緒に悩んで、一緒に笑って生活するところ


 Q:どうして(小学校の/中学校の)先生になったの?
矢島先生
大学時代にボランティアで小学生と接する機会が多かったから。でも、生坂小学校に来る前は、中学校の先生でした。
井出先生
お父さんが先生で、楽しそうだったから。


 Q:先生になるために必要なこと
矢島先生
みんなが喜んでいることを、自分も喜べること
大変なことを。やってみようと思えること
大人になっても日々勉強すること
井出先生
あきらめないこと!

 Q:先生になってよかったと思うのは?
矢島先生
「先生」と呼ばれるたびにうれしい。だから毎日うれしい。
井出先生
できなかった事ができるようになった時の、嬉しい顔を見ると、先生になって良かったと思う。

 他にも、お給料のことや、お休みの日のすごし方、子供の頃になりたかったもの、小学生の頃に好きだった女の子はいたかなど、約90分、たっぷりと子どもたちの質問に答えてもらい、最後に子どもたちへのメッセージをいただきました。

 矢島先生
「失敗をだめなことと思わないで、挑戦してほしい」
井出先生
「できるまでやればいい!本当にやりたいなら、あきらめずにできる」

 終了後は、B&G体育館に移動して、井出先生と一緒に身体を動かして遊んだ後、矢島先生に、剣道の竹刀の持ち方、振り方を教わりました。















「いくさか敬老の日」実行委員会&池坂やまびこ会

2019年08月22日 | 生坂村の会議
 22日(木)は雲が多く雨が時々降り、ザッと強まった時もあり、引き続き蒸し暑い一日でした。
 午前10時から「いくさか敬老の日」実行委員会を健康管理センター会議室で行われました。「いくさか敬老の日」実行委員会は、毎年度3回の開催をお願いし、参加された高齢者の皆さんが楽しく過ごしていただける様に、色々な面で協議をし、準備運営等も中心的にお願いしています。
 第3回目は、前回会議の検討事項の確認をしていただきながら、お菓子、漬物、おつまみを紅白まんじゅうと一緒に早めにお出しすることにしました。また、米寿の皆さんには、ステージ上でお祝い状等をお贈りしてから記念撮影をし、各々の席に戻っていただくことも確認しました。


 甘酒は農業公社から寸胴できますので、コップに注いでおいて、残りは瓶に柄杓とじょうごで注ぐことにし、お出迎えは、私、議長、社会福祉協議会長等にお願いし、その他の皆さんは、会場でお待ちして、案内していただくことにしました。


 その他に当日の次第、申込みチラシの内容、当日の余興ボランティア、お弁当のメニュー等の最終確認をしていただき、余興の最後に生坂村讃歌「山紫に空は澄み」を全員で合唱することも決めていただきました。


 お弁当のメニューでは、シシトウ2つをブロッコリーなどに代え、味噌味2種類の味付けを1種類にして欲しいなどの意見があり、やまなみ荘の料理長と打ち合せをすることとしました。


 本日はお忙しい中ご出席いただき、多くの有意義なご意見・ご提案をいただきありがとうございました。10月10日(木)の「いくさか敬老の日」に向けて、引き続きお世話になりますがよろしくお願いいたします。

 午後2時からの池坂やまびこ会は、やまなみ荘で行われ、総会では、平成30年度事業報告・歳入歳出決算報告、令和元年度事業計画・歳入歳出予算、役員改選が原案通り承認されました。








 総会終了後は、松本地域営農リーダー育成塾 松本新興塾塾長 佐藤進氏から「地域の救い ~ふるさと回帰~ 」と題して講演をしていただきました。

 
 佐藤先生からは、国内の食料自給率がカロリーベースで37%であり、統計はないが松本市の食料自給率も日本とさほど変わりないこと、松本市は田園があるので癒しを感じ、健康延伸都市として、農業の地産地消により健康になることなどを話されました。
 生坂村は、世界と向かい合い、世界に向けた発信として、道の駅いくさかの郷でもっと、ハンガリーの情報発信をすべきであること、池田町では、素晴らしい美術館のコンサート場などを活用され、両町村とも英語の表記がないので、取り組むべきであると指摘をされました。 
 ふるさと回帰として、銀座NAGANOなどの取組で、移住希望地域で長野県は第1位であり、安曇野はポピュラーで良いところを残していること、住み良いところを説明できることも必要であり、アウトスポーツや言葉、絵、音楽にして表現することも良いとのことでした。


 木曽は、国有林が90%以上で、島崎藤村の「夜明け前」で「木曽路はすべて山の中である」と書かれているが、街道では、京文化や江戸文化に触れることができたこと、木曽を再興するには何が必要かとして、木曽路を歩ける道とすることを、9年間言ってきたが進んでいなかったところ、外国人が馬籠宿から妻籠宿、さらに野尻宿へと、丁寧なパンフレットを持って歩いていること、農家民宿に泊まれて幸せと感じ、田舎や故郷をよく思っていることも説明されました。
 故郷を維持して、次の世代に繋げていくことも、松本新興塾の取組であって、後継者やリーダーを作っていること、謙虚でなくてはならないし、スローガンを作って進めていること、合併せずに自立の選択は良かったこと、バカ者+ワカ者+ヨソ者が地域をつくることなど、多岐にわたり講演をしていただきました。

 今回の池坂やまびこ会も、勉強になりました講演をお聞きし、池田町の三役と議員各位等との懇談が出来、とても有意義な会となり感謝申し上げます。

▽ 朝の写真は小舟バス停からの風景です。







 その他生坂村では、保育園でプール自由参観、中学校で教室開放日⑧、なのはなでお誕生会、民生児童委員協議会、公民館で子ども水泳教室・陶芸教室、下生野B班の皆さんの元気塾などが行われました。