NHK の番組 「ETVワイド ともに生きる」の うつ病 の掲示板に投稿しました 内容です。
2007年9月6日(木)
心理療法ハッピーライフ 矢野裕洋
前書
今日の内容は、NHK教育で放送されました、30代のうつ病、の番組で紹介していたNHKの掲示板に私が2007年8月16日に書いた内容です。
掲示板は http://www.nhk.or.jp/heart-net/voice/
私の投稿は http://www.nhk.or.jp/heart-net/voice/00011/00011_1575.html
私はこういう物に投稿する事は過去にほとんど無かったのですが、
余りにも、うつ病は病気 辛い辛いと言うだけ 医師にお願いするだけ 治せるという発想が無い などが常識のような内容でしたので、投稿致しました。
この掲示板をご覧の方からのアンサーを期待していますが、現時点ではありません。
皆さん、宜しければ、うつ病で悩まれている方の生の声の掲示板ですから、ご覧になるのも参考になると思います。
しかし、うつ病は私の投稿にあります通り、B君のような考え方に修正すれば簡単に治るのです。
(簡単と言っても治るまでは数ヶ月は掛ります。何年も何十年も悩まれて来た事と比較して簡単と言っています。また、B君のような考え方を受け入れれば受け入れた分だけ楽になりますから、症状が軽くなるという事でしたら直ぐに効果が出ます。)
もっと考え方を修正する事で楽になれるという事を広めて行きたいと思います。
最後に、この掲示板に投稿して10日ほど経っても私の投稿が掲載されていませんでしたので、数人の方に、
「私のNHKへの投稿は掲載されなかった」
と話したのですが、先ほどチェックしましたら載っていました。
私の心の小ささを改めて感じました。
反省です。
題名 もう一つの考え方です。
投稿名 矢野さん(愛媛県)
投稿日時 2007/8/16 00時 06分
内容
うつ病で悩んできた僕と妻を拝見させて頂きました。
私は認知行動療法的な心理療法でうつ病の方のケアのお手伝いをしています。こういう考え方も有るのだという気持ちで読んでみて下さい。
新入社員のA君B君の話
新卒の新入社員の、A君とB君が新入社員にありがちな失敗を一緒にして、一緒に部長に強く叱責されました。
叱責された直後、A君は自分の席で胃を押さえて、「部長に怒られて胃が痛いですよ。部長からストレスが一杯飛んで来ましたよ」と言って辛がっているのに、B君は、全く平気で社員食堂の自動販売機で缶コーヒーを買って飲んでいるのです。
余りにも差が有り過ぎるので、先輩がB君に、「B、お前もAと一緒に部長に怒られたんだろう。Aは自分の席で胃が痛いと苦しがっているぞ」と言うと、B君は、「新入社員の僕らが失敗して当たり前じゃないですか!知らなかったのですから、しょうがないと思いますよ。それよりも先輩、ここの缶コーヒーはうまいですね!」と笑っているのです。
さて、A君に本当にストレスが飛んできたのでしょうか?
また、B君はA君と一緒に失敗をして一緒に怒られたのに何故平気なのでしょうか?
当たり前ですが、ストレスは物質ではありません。
物質ではないのですから、飛んでくるわけがないのです。
欝も同じです。
ストレスや欝は、感じる心、なのです。
ストレスや欝はその人の考え方、思想が感じるか感じないか、強く恐怖を感じるか余り感じないかの違いなのです。
A君がB君に、「B、何でお前は部長に怒られて胃が痛くならないのか?」と聞くと、B君は、「俺は逆に何でお前の胃が痛くなるのかが不思議に思える。A、お前は部長に怒られて何が恐いんだ?具体的に何が恐いんだ?」「何がと言われてもそんな事今まで考えてもいなかったけれども、例えば、クビになるかも知れないしゃないか!」「A、よ~く考えてみろ。あの失敗でクビになると本気で思うか? 新入社員なら誰でも知らないからやりそうな失敗じゃないか! あれ位でクビにしてたらこの会社の社員はみんな辞めなきゃいけないだろう。また、本当に部長に辞めろと言われたら労働組合に行こうぜ。」このような話をA君が聞いて、A君が本当にその通りだなあと思えば思うほど、部長が恐くなくなり、部長に怒られても胃が痛くなる事もなくなって行きます。
2007年9月6日(木)
心理療法ハッピーライフ 矢野裕洋
前書
今日の内容は、NHK教育で放送されました、30代のうつ病、の番組で紹介していたNHKの掲示板に私が2007年8月16日に書いた内容です。
掲示板は http://www.nhk.or.jp/heart-net/voice/
私の投稿は http://www.nhk.or.jp/heart-net/voice/00011/00011_1575.html
私はこういう物に投稿する事は過去にほとんど無かったのですが、
余りにも、うつ病は病気 辛い辛いと言うだけ 医師にお願いするだけ 治せるという発想が無い などが常識のような内容でしたので、投稿致しました。
この掲示板をご覧の方からのアンサーを期待していますが、現時点ではありません。
皆さん、宜しければ、うつ病で悩まれている方の生の声の掲示板ですから、ご覧になるのも参考になると思います。
しかし、うつ病は私の投稿にあります通り、B君のような考え方に修正すれば簡単に治るのです。
(簡単と言っても治るまでは数ヶ月は掛ります。何年も何十年も悩まれて来た事と比較して簡単と言っています。また、B君のような考え方を受け入れれば受け入れた分だけ楽になりますから、症状が軽くなるという事でしたら直ぐに効果が出ます。)
もっと考え方を修正する事で楽になれるという事を広めて行きたいと思います。
最後に、この掲示板に投稿して10日ほど経っても私の投稿が掲載されていませんでしたので、数人の方に、
「私のNHKへの投稿は掲載されなかった」
と話したのですが、先ほどチェックしましたら載っていました。
私の心の小ささを改めて感じました。
反省です。
題名 もう一つの考え方です。
投稿名 矢野さん(愛媛県)
投稿日時 2007/8/16 00時 06分
内容
うつ病で悩んできた僕と妻を拝見させて頂きました。
私は認知行動療法的な心理療法でうつ病の方のケアのお手伝いをしています。こういう考え方も有るのだという気持ちで読んでみて下さい。
新入社員のA君B君の話
新卒の新入社員の、A君とB君が新入社員にありがちな失敗を一緒にして、一緒に部長に強く叱責されました。
叱責された直後、A君は自分の席で胃を押さえて、「部長に怒られて胃が痛いですよ。部長からストレスが一杯飛んで来ましたよ」と言って辛がっているのに、B君は、全く平気で社員食堂の自動販売機で缶コーヒーを買って飲んでいるのです。
余りにも差が有り過ぎるので、先輩がB君に、「B、お前もAと一緒に部長に怒られたんだろう。Aは自分の席で胃が痛いと苦しがっているぞ」と言うと、B君は、「新入社員の僕らが失敗して当たり前じゃないですか!知らなかったのですから、しょうがないと思いますよ。それよりも先輩、ここの缶コーヒーはうまいですね!」と笑っているのです。
さて、A君に本当にストレスが飛んできたのでしょうか?
また、B君はA君と一緒に失敗をして一緒に怒られたのに何故平気なのでしょうか?
当たり前ですが、ストレスは物質ではありません。
物質ではないのですから、飛んでくるわけがないのです。
欝も同じです。
ストレスや欝は、感じる心、なのです。
ストレスや欝はその人の考え方、思想が感じるか感じないか、強く恐怖を感じるか余り感じないかの違いなのです。
A君がB君に、「B、何でお前は部長に怒られて胃が痛くならないのか?」と聞くと、B君は、「俺は逆に何でお前の胃が痛くなるのかが不思議に思える。A、お前は部長に怒られて何が恐いんだ?具体的に何が恐いんだ?」「何がと言われてもそんな事今まで考えてもいなかったけれども、例えば、クビになるかも知れないしゃないか!」「A、よ~く考えてみろ。あの失敗でクビになると本気で思うか? 新入社員なら誰でも知らないからやりそうな失敗じゃないか! あれ位でクビにしてたらこの会社の社員はみんな辞めなきゃいけないだろう。また、本当に部長に辞めろと言われたら労働組合に行こうぜ。」このような話をA君が聞いて、A君が本当にその通りだなあと思えば思うほど、部長が恐くなくなり、部長に怒られても胃が痛くなる事もなくなって行きます。