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カタルシス(辛くない心理療法もありますよ(笑))

2008年09月26日 | 心理療法ハッピーライフ
カタルシス(辛くない心理療法もありますよ(笑))


2008年9月26日(金)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


天現寺ハクさん、ブログを見に行きましたら閉じていました。
どうされたのでしょうか?
ご連絡を下さいね(笑)。


皆さんは、カタルシスという言葉を知っていますか?

カタルシスとは浄化という意味です。
心理療法の過程で過去の苦痛や恐怖心、罪悪感などを伴う、抑えていたものをカウンセリングなどで吐露する事で感情が噴出し楽になる事です。

しかし、クライエントさんの中にはこのカタルシスをとても辛く感じる人も多くいます。

カウンセリングを受ける事を恐怖のように感じている人までいます。

カタルシスが一つだけではなく次々と問題解決をしないまま出て来る人達です。

しかし、本当の原因は、カタルシスだけでは解決しない、困った現在が有るのです。

逆に言うと、困った現在が困らなくなれば、カタルシスも大した事ではなくなります。

場合によってはカタルシスが起きなくなるのです。

例えば、いじめられた過去がある30才の男性がいるとしましょう。
この男性の今はいじめられない、人との仲間意識も持った、それなりの人生を歩んでいるとしましょう。
この場合はカタルシスは余りありません。
嫌な過去ではありますがもう終わった事で、この嫌な過去を教訓にして今に活かしているのでしたら、更に感情はなくなっています。
出てきても軽いカタルシスです。
場合によってはカタルシスが起きません。

しかし、30才になった今も人との付き合い方が下手で場合によっては今もいじめられているような人生ですと辛いカタルシスが起きます。
こういう人は
「心理療法は辛いものだ」
と言ったりします。


この差をお分かり頂けますでしょうか?

今も現在進行形で続いているか、今は終わっているか、ほぼ終わっているか、の違いなのです。

クライエントさんの話を良く聞きカタルシスを起こす事で問題解決を図る心理療法はとても辛いカタルシスが起きる場合があります。

しかし、認知行動療法などは間違った考え方(誤認知)をセラピストがコーチとしてカタルシスを期待するのではなく、カタルシス以前に、困った現在から困っていない現在へ修正するのです。

心理療法ハッピーライフでもクライエントさんの間違った考え方(誤認知)を多くの困っていない人達の考え方(正しい考え方)に修正する事で、困った現在から困っていない現在になりますから、カタルシスはほとんど起きません。
起きても困っていない現在になっていますから、とても軽いカタルシスです。


「辛いカタルシスを経験し続けなければ楽になれない」と思い込んでいる方へ、
カタルシスを利用して楽になって頂こうという心理療法をお受けになっているからです。
カタルシスを利用しない心理療法もあります。

大丈夫です(笑)。大丈夫(笑)。


お分かり頂けましたでしょうか?



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