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対人緊張症(社会不安障害)を自分で治す方法(10)

2008年11月08日 | 心理療法ハッピーライフ
対人緊張症(社会不安障害)を自分で治す方法(10)


2008年11月8日(土)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今日は、矢野裕洋です(笑)。
自分で治す対人緊張症シリーズの10回目です。
今回でこのシリーズは一応終了させて頂こうと思います。
今回はまとめです。



今まで何回も書いて来ましたが、対人緊張症(赤面症、どもり、手足の震え、人前でうまくしゃべれないなどのあがり、多汗、頭が真っ白になる、等の対人緊張、対人恐怖)は病気ではなく洞察力不足から来る、間違った考え方が原因です。

例えると、「一人お化け屋敷状態」と私はクライエントさんによく言うのですが、あなた以外は人の中で「それなりに安心」しているのですが、あなたは人の中で回りの人との「大人同士の対等意識」がない為に「全ての人に良く思われたい、誰か一人にでも変だと思われたら大変な事になる、怖い」という大間違いな考え方をしているのが原因です。


治し方に関して、今までの知識は「開き直り、言い聞かせ、気をそらす、逃げる」など症状をごまかして症状を押さえ込もうという事でした。
症状さえ出なければ良いと思っていたはずですが、この方法は中々うまくはいきません。
大間違いな考え方をしているままなのですから。
そして、うまく症状を押さえ込めても毎回々々大変な労力が要ります。
その緊張する場面だけではなく緊張する場面の何日も前から「どうしよう、どうしよう」と大切な人生の時間を無駄に浪費していたはずです。
開き直りなどで症状を押さえ込むのにうまく行ったとしてもこの「どうしよう、どうしよう」と考えてしまう事で人生の貴重な時間の浪費を一生続ける事になります。
そして、緊張症のあなたにとっては緊張する場面の何日も場合によっては何ヶ月も何年も前から「どうしよう、どうしよう」と考えるのは当たり前と思っているでしょうが、多くの困っていない人たちはほとんど考えていないのです。
人生が楽ですよ。
そして、人生の貴重な時間を有意義に使えますから人生が豊かに楽しくなります。


対人緊張症を治すには、大間違いをしている考え方を修正する必要があります。
自分を客観視する事です。
自分を客観視すると、例えば、「赤面=怖い」という絶対に正しいと思い込んでいた考え方が間違いだという事に気付き、間違いだと納得をして行けば赤面しても怖くなくなりますから赤面自体をしなくなります。


言える事は、あなたは特別な人ではなく自分を客観視する事が下手な人だから大間違いの妄想のような考え方に振り回されていただけです。
ただし、「自分を客観視出来なかったからか、考え方が幼いから自分の客観視が出来なかったのか」は二つのケースがありますが、幼い子供のような考え方が残っている場合は(例えば、依頼心がとても強いなど)その幼い考え方も修正して大人にならなければいけません。


最後に、
緊張症(社会不安障害)は病気ではなく大勘違いしているだけです。
ですから自分自身で自分自身を客観視して、この大勘違いをなくせば簡単に治ります。
しかし、必要な努力と必要な時間は掛かります。
多くの困っていない人たちは小学校低学年当たりから自分や自分の回りを客観視する人生勉強を始めています。
あなたはこの人生勉強をすることを忘れていたのです。
少なくても一ヶ月以上は客観視を続けなければいけないと思って下さい。
しかし、あなたが悩んで来た期間と比べるととても短い期間と夜も眠れなかった悩みに比べるととても小さな努力です。
多くの人が出来ている事です。
大丈夫です。

どうしても一人で出来そうもない、早く治したいという方は心理療法ハッピーライフでお手伝いをします。
料金のご質問を頂きましたので書きます。
例えば、一般の人は弁護士に依頼するとどれ位のお金が掛かるか分からないのと同じく、心理療法も分からないのが当たり前です。
心理療法ハッピーライフでの費用は対人緊張症ですと総額で5~6万円くらいを考えて下さい。
支払方法は毎回一回づつ(4500円づつ、通院セラピーも通信セラピーも同、2008年11月8日現在)
この費用が安いか高いかはあなた次第ですがあなたの人生が大きく変わるのですから私は安いと思います。
そして、多くの困っていない人たちの考え方を受け入れてくれれば対人緊張症は元々病気ではなく大きな勘違いですから100%治ります。
大丈夫です(笑)。

私はメンタルヘルスを広める事で、対人緊張症や神経症、うつ病、がなくなる事を目指しています。



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心理療法ハッピーライフは1998年開業ですから11年目になります。