パニック障害を自分で治す方法(1)
2008年11月11日(火)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋
今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。
今回からはパニック障害を自分で治すという内容をシリーズで何回か書きます。
最初に、パニック障害のケアは認知行動療法が得意とする一つです。
(心理療法ハッピーライフは認知行動療法です。)
何故ならば、パニック障害は前回10回シリーズで書きました対人緊張症(社会不安障害)と同じく、誤認知、勘違い、間違った思い込みの結果がパニック障害だからです。
認知行動療法は認知と付いているのでお分かり頂けると思いますが、間違った認知を修正する事で結果として症状もなくなるという心理療法です。
ちなみに、認知行動療法は対人緊張症(社会不安障害)、神経症(パニック障害は神経症に含まれます)、うつ病などのケアに世界で最も使用されている心理療法と言われています。
パニック障害で困られている方は多いです。
心理療法ハッピーライフにも結構いらっしゃいます。
症状は心のトラブルですから多岐に渡りますが原因に焦点を当てると不安の処理がうまく出来ない為に、誤認知、勘違い、間違った思い込みを起こして『一人お化け屋敷状態』になっています。
(私が書いている『一人お化け屋敷状態』とは多くの人は安心しているような場所なのに誤認知、勘違い、間違った思い込みから一人だけ恐怖を感じている状態を言っています。私のブログの中では何回か使用しています。)
例えば、電車に関係するパニック障害を例にしましょう。
今までは電車に乗っても全く問題なかった人が或る日電車の中で動悸や息苦しさ、気分の悪さなどを感じて
「自分はこのまま死んでしまうのではないか」
などの不安を感じ、場合によっては電車の中で失神してしまう事もあります。
それ以来、電車に乗るのが怖くなり会社に行かなければいけないので無理して電車に乗っていたのに動悸や息苦しさ、気分の悪さなどはだんだん酷くなり、予期不安が強くなりやがて電車に乗れなくなり他の交通機関にも乗れなくなり会社を辞めなければならなくなるという感じです。
症状は前回の対人緊張症(社会不安障害)の所でも書きましたが、本当の病気のようにウイルスや病原菌などの作用ではなく自分自身の誤認知、勘違い、間違った思い込みから来ていますから千差万別、100人いたら100人とも症状は違って来ます。
上記の例は比較的多いケースです。
ここで、自分の症状と比べて違うと思わないで下さい。
結果の症状を比べたらあなたの誤認知が原因ですから、あなたと全く同じ症例は厳密に言うとありません。
しかし、症状が違っても原因は同じなのです。
結果の症状に焦点を当て続けて症状をなくそうとしてもなくなりません。
では、原因は電車の中で動悸や息苦しさ、気分の悪さなどを感じた事でしょうか?
確かにそれも原因ですが『きっかけ』という原因で本当の原因ではありません。
例えば、あなたがお腹を出して寝ていたら風邪を引きました。
お腹を出して寝たという事は確かに風邪を引いた原因です。
では、お腹を出して寝なかったら風邪は絶対に引かないのでしょうか?
そんな事はありませんよね。
風邪は皆さん一年に1~2回は引きますよね。
上記の例のパニック障害の人は(よく有るケースで特定の人間をイメージしていません)電車に乗らなければ絶対にパニック障害にはならなかったのでしょうか?
分かりません。
分かりませんが、風邪を引きやすい人と引きにくい人がいるようにパニック障害を含めた精神的なトラブルになりやすい素質を持っている事は確かなのです。
長い人生、誰でも一度や二度は電車の中で動悸がしたり息苦しくなったり気分が悪くなったりします。
しかし、多くの人たちはパニック障害にはなりません。
という事は多くの困っていない人たちの考え方を受け入れればあなたのパニック障害もなくなるという事です。
最後に、前回まで10回シリーズで書きました対人緊張症(社会不安障害)の人と違ってパニック障害の人は不安が大きいですから必ず精神科、神経科、診療内科に通われて下さい。
心理療法と薬物療法は両輪の車だと思ってください。
医師の薬物療法と心理療法を合わせる事で両輪の車は初めて走ります。
心理療法だけで特に一人だけで治そうと思わないで下さい。
パニック障害の人は対人緊張症(社会不安障害)の人と比べて医師に掛かりながら一人で考え方を修正する事は個人差が大きいですが難しいです。
しかし、パニック障害の人の中には医師に掛かりながら一人で考え方を修正する事の出来る人もいます。
(こういう人の為にこのブログは書いています)
一人で誤認知の修正が出来そうにない人は心理療法を受ける事を考えて下さい。
認知行動療法か森田療法をお勧め致します。
尚、ハッピーライフの無料資料は下記のメールアドレスにご請求ください。
パニック障害のお話は次回に続きます。
心理療法ハッピーライフのセラピーに興味が有る方は、郵便番号、住所、氏名、電話番号を書いて
a@happylife.jp
に無料資料請求と題名を書いて無料資料を請求して下さい。
ヤマト運輸メール便にて約50枚ほどの資料をお送り致します。
心理療法ハッピーライフ公式ホームページhttp://www.happylife.jp
心理療法ハッピーライフは1998年開業ですから11年目になります。
2008年11月11日(火)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋
今日は、心理療法ハッピーライフの矢野裕洋です(笑)。
今回からはパニック障害を自分で治すという内容をシリーズで何回か書きます。
最初に、パニック障害のケアは認知行動療法が得意とする一つです。
(心理療法ハッピーライフは認知行動療法です。)
何故ならば、パニック障害は前回10回シリーズで書きました対人緊張症(社会不安障害)と同じく、誤認知、勘違い、間違った思い込みの結果がパニック障害だからです。
認知行動療法は認知と付いているのでお分かり頂けると思いますが、間違った認知を修正する事で結果として症状もなくなるという心理療法です。
ちなみに、認知行動療法は対人緊張症(社会不安障害)、神経症(パニック障害は神経症に含まれます)、うつ病などのケアに世界で最も使用されている心理療法と言われています。
パニック障害で困られている方は多いです。
心理療法ハッピーライフにも結構いらっしゃいます。
症状は心のトラブルですから多岐に渡りますが原因に焦点を当てると不安の処理がうまく出来ない為に、誤認知、勘違い、間違った思い込みを起こして『一人お化け屋敷状態』になっています。
(私が書いている『一人お化け屋敷状態』とは多くの人は安心しているような場所なのに誤認知、勘違い、間違った思い込みから一人だけ恐怖を感じている状態を言っています。私のブログの中では何回か使用しています。)
例えば、電車に関係するパニック障害を例にしましょう。
今までは電車に乗っても全く問題なかった人が或る日電車の中で動悸や息苦しさ、気分の悪さなどを感じて
「自分はこのまま死んでしまうのではないか」
などの不安を感じ、場合によっては電車の中で失神してしまう事もあります。
それ以来、電車に乗るのが怖くなり会社に行かなければいけないので無理して電車に乗っていたのに動悸や息苦しさ、気分の悪さなどはだんだん酷くなり、予期不安が強くなりやがて電車に乗れなくなり他の交通機関にも乗れなくなり会社を辞めなければならなくなるという感じです。
症状は前回の対人緊張症(社会不安障害)の所でも書きましたが、本当の病気のようにウイルスや病原菌などの作用ではなく自分自身の誤認知、勘違い、間違った思い込みから来ていますから千差万別、100人いたら100人とも症状は違って来ます。
上記の例は比較的多いケースです。
ここで、自分の症状と比べて違うと思わないで下さい。
結果の症状を比べたらあなたの誤認知が原因ですから、あなたと全く同じ症例は厳密に言うとありません。
しかし、症状が違っても原因は同じなのです。
結果の症状に焦点を当て続けて症状をなくそうとしてもなくなりません。
では、原因は電車の中で動悸や息苦しさ、気分の悪さなどを感じた事でしょうか?
確かにそれも原因ですが『きっかけ』という原因で本当の原因ではありません。
例えば、あなたがお腹を出して寝ていたら風邪を引きました。
お腹を出して寝たという事は確かに風邪を引いた原因です。
では、お腹を出して寝なかったら風邪は絶対に引かないのでしょうか?
そんな事はありませんよね。
風邪は皆さん一年に1~2回は引きますよね。
上記の例のパニック障害の人は(よく有るケースで特定の人間をイメージしていません)電車に乗らなければ絶対にパニック障害にはならなかったのでしょうか?
分かりません。
分かりませんが、風邪を引きやすい人と引きにくい人がいるようにパニック障害を含めた精神的なトラブルになりやすい素質を持っている事は確かなのです。
長い人生、誰でも一度や二度は電車の中で動悸がしたり息苦しくなったり気分が悪くなったりします。
しかし、多くの人たちはパニック障害にはなりません。
という事は多くの困っていない人たちの考え方を受け入れればあなたのパニック障害もなくなるという事です。
最後に、前回まで10回シリーズで書きました対人緊張症(社会不安障害)の人と違ってパニック障害の人は不安が大きいですから必ず精神科、神経科、診療内科に通われて下さい。
心理療法と薬物療法は両輪の車だと思ってください。
医師の薬物療法と心理療法を合わせる事で両輪の車は初めて走ります。
心理療法だけで特に一人だけで治そうと思わないで下さい。
パニック障害の人は対人緊張症(社会不安障害)の人と比べて医師に掛かりながら一人で考え方を修正する事は個人差が大きいですが難しいです。
しかし、パニック障害の人の中には医師に掛かりながら一人で考え方を修正する事の出来る人もいます。
(こういう人の為にこのブログは書いています)
一人で誤認知の修正が出来そうにない人は心理療法を受ける事を考えて下さい。
認知行動療法か森田療法をお勧め致します。
尚、ハッピーライフの無料資料は下記のメールアドレスにご請求ください。
パニック障害のお話は次回に続きます。
心理療法ハッピーライフのセラピーに興味が有る方は、郵便番号、住所、氏名、電話番号を書いて
a@happylife.jp
に無料資料請求と題名を書いて無料資料を請求して下さい。
ヤマト運輸メール便にて約50枚ほどの資料をお送り致します。
心理療法ハッピーライフ公式ホームページhttp://www.happylife.jp
心理療法ハッピーライフは1998年開業ですから11年目になります。