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『相手の立場に立って考えてみる』という客観視が十分に出来るようになるだけでも対人緊張症はなくなります(注、原因から見たら通常の病気ではありませんからなくなると書きました)。

2019年03月05日 | 対人緊張症、対人恐怖症、社会不安障害、S

『相手の立場に立って考えてみる』という客観視が十分に出来るようになるだけでも対人緊張症はなくなります(注、原因から見たら通常の病気ではありませんからなくなると書きましたが、原因がよく分からない人には治ると言った方が良いかも知れません)。

 

対人緊張症の人が、相手の立場に立って考えて見る、が十分に出来れば、

他人はあなたが思っているほどあなたの事を見ていないし見る気もない、という事がとても良く分かります。

対人緊張症の人たちは見方を変えると自意識過剰な人達です。

まるで世界的な映画スターや世界的な歌手になったように、周りの人たちは自分の事をとても強い興味を持って見ていると思い込んでいます。

そして、周りの人たちは自分の事だけをいつでもずっと24時間考えていると思い込んでいます。

しかし、客観的に考えてみましょう。

周りの人達には周りの人達の人生があるのです。

大なり小なり、色々な悩みや不安を抱えているでしょう。

しかし、対人緊張症の人たちは、まず、相手の立場に立って考えてみる、という事がほとんど出来ませんから、他人を慮る(おもんばかる)事や忖度(そんたく)する事が出来ませんから、考え方によっては、周りの人達は暇で暇でしょうがないとか、自分はこの世の王様や王女様になったつもりでいるのです。

相手の立場に立って考えてみる、が十分にできるようになって、自分の主観より、相手の立場に立って考えてみる、から得られた客観的な情報の方が明らかに大きく正しい(主観の強い否定と客観の強い肯定、主観と客観の大幅な逆転)となれば、まだ、良い人生にするには不十分ですが、対人緊張症はなくなります(怖くなくなりますから、当然、病院に行く必要も薬を飲む必要もなくなります)。

 

イメージして下さい。

主観が暴走して妄想状態になっているのが、対人緊張症、神経症、うつ病の人達です。

悪夢の白昼夢を24時間ずっと見続けている、という状態です。

主観より客観が優先にならなければ、この悪夢の白昼夢から目覚める事は一生ありません。

 

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