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心の情報不足 体の情報不足は目が悪い、耳が悪いという機能の問題が主ですが、心の情報不足は情報をとる為のソフトの問題が大きいのです。

2019年03月11日 | 対人緊張症、神経症、うつ病、ポジティブに

心の情報不足 体の情報不足は目が悪い、耳が悪いという機能の問題が主ですが、心の情報不足は情報をとる為のソフトの問題が大きいのです。

 

対人緊張症、神経症、うつ病の人達の主原因と、色々な意味で人生が上手く行かない人の中のある程度以上の人達の原因は、客観的な心の情報不足です。

体の情報が良く取れない主な原因は、機能の問題です。

ですから、弱った機能を補うために、メガネを掛けたり補聴器を付けたりすれば情報が十分に取れるようになります。

しかし、心の情報が上手く取れない主な原因は、情報の取り方を知らなかったり、情報の取り方が未熟、などのソフトの問題です。

ですから、学校の勉強が良く出来ている人も、対人緊張症や神経症、うつ病、人の気持ちが良く分からない等の人達は、メガネを掛けたり、補聴器を使うのと同様に、客観的な心の情報を取るための勉強をする必要があります。

 

ちなみに、「経験不足や体験不足が原因ではないか」と言う人が結構居ますが、あなたが特殊な事情で、例えば、病弱なためにずっと病院の中に居て小学校も中学校も通った経験がない等でしたら、確かに経験不足、体験不足でしょう。

しかし、ちゃんと小学校や中学校に通っていたのでしたら、その経験、その体験の中から心の情報の取り方を身に付ける事ができなかったという事ですから、おそらく、とても高確率で、今後の体験や経験の中から心の情報の取り方を自然に身に付ける事はとても難しいでしょう。

同じような経験や同じような体験をしているのに気付かない、身に付けられない人は結構多く居ます。

有名なジョークで、「リンゴが木から落ちるのをたくさんの人が見たのに万有引力の法則を見つけたのはニュートンだけ」。

こんなジョークがあったと思いますが、体験や経験をしても気が付いて身に付けるとは限りません。

対人緊張症、神経症、うつ病などの人達は、大人になっても客観的な心の情報の取り方を自然に身に付けられなかったのですから勉強として身に付けるしかないと思われます。 

 

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