熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。送料込み5000円。
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理不尽なこと

2008-09-18 18:41:36 | 文章
9月18日、曇勝ち、時々小雨。

理不尽な話を少々。
本店が奈良にある「ナントか銀行」でのことです。
僅かな定期預金が満期になり、大蔵省の妻と近くの支店へ。
窓口のお嬢さんはにこやか、一通り説明を聞きました。やがて「ナントか調査用紙」を記入してくださいとのことで、住所、名前、生年月日、職業欄を記入し、後半の年収・資産の欄は無記入で渡しました。ここまでは、何の問題もありません。

「ここも書いて欲しい」と言うので、小生は「書くつもりはありません」と言うと、窓口の女性は困ったという顔をしました。ここまでは、まだ何の問題もありません。

すると、横にいた別の女事務員が「法律で決められています。どうしても書かなければ、国債は売れないことになっています」と、ノタマワれました。
これが事件の発端です。

「法律なら、見せて」と言うと、上司に相談し始めました。上司に相談することはいいでしょう。
しかし、その上司はあたふたと、またその上司らしき人へ。そして別の人にも。何かを探したり、どこかに電話する様子。
15分ほどが経過。「しょうがないな」と思いながら、時間つぶしにしばらく雑誌に眼を通していると、支店長代理が一枚のビラを持ってこられました。

それは、法律で、販売や勧誘にあたってはリスクなどをキチンと説明しなければならないとある店頭のビラでした。
「年収や資産を記入しなければならないと、どこに書いてあるのですか。法律とおっしゃるから、その文章を見せて欲しいと言っている」と重ねて言うと、「法律で決まっているハズだが、当支店にはそれを置いていない」とのこと。
お粗末。お粗末過ぎるではないか。そんな法律は、初めから無いのである。
それでも「書かなければ売れない。売らない」と言い張るのは、全くの理不尽。

奥で座っている支店長らしき人物は、黒眼だけこちらに向けるだけ。支店長なら知らないフリせず、責任者らしく支店長自ら事の収束に当たるのが役目だろう。

30分が経過しても、支店長代理は、道理にならない屁理屈を繰り返すばかり。
思い余って「支店長と話がしたい」というと、時々眼だけでこちらを覗っていた人が、やがてお出ましになった。

支店長は偉い、話が分かる人だろうと思っていたが、大間違い。
支店長代理と同じ事を繰り返すばかり。45分が経過。
「あなたと話をしていても時間のロス。ほかの店に行くから全額を下ろします」というと、横から、もう一人が何かを耳打ちし始めた。

どうやら、本店の誰かが「書いてもらわなくても良い」といっているらしい。
当然なことでしょう。
もっと早く耳打ちすれば早く済んだのにと、思って聞いていると、支店長はそのとおりのことをそのままこちらに伝えてくれたのでした。
やれやれでした。

支店長に言いました。「教育ができていませんね。あなたもですよ」と。

おかげさまで、これで1時間以上のロスをしてしまいました。
こちらだけでなく、後で待っているお客様も大迷惑だったに違いありません。
支店長、みんなに迷惑を掛けたのいう認識はありますか。


もう一つの[理不尽なこと」

またまた「升田幸三」の色紙の偽物が出ています。
kaddで始まるIDです。ご注意ください。
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