熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。送料込み5000円。
残部僅少、注文受付中。

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作品 文章 写真 販売品

野弁当

2010-10-30 05:56:13 | 作品
10月30日(土)、曇り。

この時期、季節はずれな台風。
それが日本列島に近づ一縷きつつあるそうで、大きな被害がないことを祈るばかりです。

明日は、水無瀬神宮でプロ棋士(神崎七段対中田功七段)による「中将棋公開対局」が行われます。
観戦無料。
最寄駅は、阪急水無瀬駅。徒歩7分程度。
スタートは13時だったか13時30分だったか。
とにかく小生は、使用する「中将棋盤駒」の世話のため午前中に現地入りします。
対局は、重文の「客殿」。
観客はその前の庭にテントを立てて、そこで観戦します。

当日は、雨が降らなければよいのですがと、多少心配しています。

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写真は、「野弁当」。
小生の持ち物ではありません。
10年ほど前、蒔絵の美術展で見つけ、将棋駒の図柄が珍しいので記録に残しました。
照明が暗く、駒も文字も金蒔絵なので肉眼でも詳細が見えにくかったのですが、僅かな光を反射させて撮りました。

徳利と重箱、お皿。それらがコンパクトにセットになっています。
恐らくは明治、大正時代のものだと思うのですが、将棋好きな人が、お花見の時に使ったのでありましょう。
徳利にお酒を入れて、重箱にご馳走の肴を詰めて、気持の合った人たちと野に出て、赤い毛氈か何かの上で風流を愛でる。
そんな情景が眼に映ります。

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駒の写真集

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