熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。送料込み5000円。
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作品 文章 写真 販売品

錦旗の駒

2013-12-23 07:16:27 | 文章
12月23日(月)、冬の雲。

夜が明けました。
寒空。
風はそれほどでもありません。

映像は400年前の駒。

古くは大橋家に伝えられて、木村名人に。
その後、将棋博物館に寄託された駒です。
数年前に、木村家に戻されたと聞きますが、現在の消息は知りません。

作者の銘はありません。
大橋家では「後水尾天皇宸筆」と伝えられてきました。
だが、木村家の要請で拝見させていただいた小生は、水無瀬兼成筆と見たてました。
詳しい経緯は、昭和61年だったかの「将棋世界」の「博物館だより」で述べさせていただきました。

豊島龍山の「錦旗」のモデルだとも言われています。
材は、桑木。
漆の直筆駒です。
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駒の写真集

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