熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。送料込み5000円。
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作品 文章 写真 販売品

柳澤文庫と郡山城址

2014-12-11 07:08:24 | 文章
12月11日(木)、小雨。

昨日はよい天気になりました。
小春日和。
今朝は、小雨模様。

ーーーー
昨日、所用で以前住んでいた大和郡山に。
途中、フト久しぶりに柳澤文庫へ。





折から「柳澤家伝来史料と水木コレクション展」。
ここには、郡山藩・柳澤家の史料が保存されています。
10年余り前までは近くに住んでいて、少々のご縁で柳澤家の歴史の一端に触れたり。
月に1回程度お邪魔するなどした懐かしいところです。

ということで、立ち寄りました。

先々代・柳澤保恵伯爵は、小野・関根・木村の名人や坂田三吉、将棋界の良き理解者。
その名残として、応接間に小野名人対関根八段の対局写真額もあります。
大正時代のお歴々が、それを見守っているという構図。
しかし久しぶりに訪ねた昨日は、外されていて、ちょっとがっかり。
別のものに変わっておりました。

実は小生が柳澤文庫にお邪魔するようになったのは、将棋が縁。
柳澤家の史料を研究なさっている学者の堀井先生が、将棋好き。
所蔵されている影水駒3組は、学生時代、宮松さん宅に何度も通って入手された。
その堀井先生が或る時、柳澤文庫に小生を呼んで下さった。
以来10年以上、月に1回程度、5人ほどの歴史サロンに寄せていただくことが続きました。

確か、堀井さんはもう一組、影水駒を持っておられました。
材は島ツゲの柾目。チョッと漆が浸みこんだ「錦旗」でした。
盛りり上げだったか、彫り埋めだったかは、憶えていませんが、森田館長に差し上げるとのことでした。
作者自身か誰だかは知りませんが、良い色にしようと漆拭きしたのでしょうね。
でも、それが却ってよくなかった。

今日は、そんなことが蘇りました。
では、また。


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