熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。送料込み5000円。
残部僅少、注文受付中。

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作品 文章 写真 販売品

あと200年か300年で

2015-11-02 05:48:41 | 写真
11月2日(月)、曇り。

一昨日から、東京の娘一家が帰ってきました。
5才になる一人息子、孫の七五参を奈良・春日大社でやるとのことです。
日頃は離れているので、ジ―ババに見せてようとの配慮なんでしょう。
と言うことで、今日はアッシーを務めます。

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盤覆いと同時に、駒箱の漆塗りもやっているところです。
素材は、細かな木目の桐製。
九州の桐箱屋さんに、指定の寸法図面を渡して制作依頼したモノです。
盤覆いもそうですが、黒漆は使いません。
味わいに欠け、小生の好みとは違うからです。

漆は、生漆・透き漆・梨地漆など。
余っている漆を混ぜ合わせて使います。
駒箱は、盤覆いに較べて小さいので、遥かに塗りやすいと言うわけです。
それでも、塗り終わるまでには10回程度研いでは塗り、研いでは塗り・・。
駒づくりのチョッとした合間に繰り返します。

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昨日、木地についてのお訊ねがありました。
何せ、20年30年と、駒型にしたモノがワンさと。
100年か200年、あるいは300年駒を作り続ければ、消化できると思います。
映像は、その一部。
概略は、コメント欄にて返事しましたので、関心のある方はどうぞご覧を。

   
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駒の写真集

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