6月6日(土)、曇り。
故障した木地成型機の修理は終わりました。
表面を平滑にきれいに研磨する器械。今まで通り、スイスイと使います。
ところで、今日、ある方から電話をいただきました。
「駒を作ってもらえますか」。「ハイ、作らせていただきます。どんな駒がご希望ですか? 木地とか、書体とか、ご予算とかは?」。
「ツゲの原木を持っています。これで作ってほしいのです」。「ハ? お持ちの原木からですか」。
「はいそうです」。「それはできません。いろいろトラブルが起きがちなので、それはできません」。
「木地を誰かに成型してもらってから、お渡ししてもですか?」。「ハイ、そうです。慣れない人が成型したものは、形もイマイチで、使えないことが多く、何かとトラブルのもとになりますから・・」。
ということで、せっかくのお申し出は、お断りしました。
どんな木地かは聞いてはおりませんが、ツゲは、寒い時期に伐採し、伐採後はシミが入らないように、一日を競って、すぐさま小割にすることが必須なのです。
ツゲは普通の木材とは違い、伐採後、早く小割にするか、皮をむかないと、たちどころにシミが入って、使い物にはならない。特に、御蔵島ツゲは、なおさらです。
電話の主は、それを知っておられるのかどうか。
見えますでしょうか。魚の赤ちゃんです。
数日前、金魚鉢の水草が繁茂しすぎたので、別の小鉢に一部を分け、それから何日か経って、水草の大半を引き上げて残った水を溜めたままにしておりました。
ボウフラが涌いていては困るので注視したところ、小さな小さな動くものがありました。
ボウフラではないようです。2ミリか3ミリほど。透明で、目と胴体と尾ひれがついています。よく見ると、7~8匹。
ということで、写真に取りました。
小さいので、お分かりでしょうか。写真の左上に、一匹だけ映っています。
もともとの金魚鉢には、4センチほどの金魚が5匹います。そんな小さな金魚でも、もう子供(卵)が産める大人なんでしょうか。
さてさて、この赤ちゃんたち。注意深く、大きく育てたいと思う、この頃です。
6月6日(金)、曇り。
空は一面の白。蒸し暑くなりそう。
横田恵さんのお父さん、滋さんが亡くなったニュース。
さぞかし絶望感いっぱいで、毎日を過ごされていたのでしょう。
「無条件で会う」と言っていたのは、誰だっけ。
口先ばかりで1ミリたりとも動かないのが、日本国。
努力をしないのが、今の日本。悲しい限り。
その点、小泉首相は行動が伴っていた。
昨日は、木地成型機械の一つが動かなくなった。モーターの故障。
木地成型用機械は、駒づくりを始めたとき以来、5~6機ほど自作しているが、今度のは20年ほど前に、市販の刃物砥ぎ機を分解して安全に使える木地工作用に組み立てた一台でした。
どれどれと思いながら、今回は手持ちの誘導電動機があったので、午後から、それを使って修理することにしました。
それから2時間半。残った部材を活かしながら、張ったり切ったりで、ほぼ元通り使えるようになったところで、夕刻。
あとの微調整は、翌日に残しました。
今日は、この続きから始めます。