回想記・その4、道具作り。
話を戻して、私の駒づくり は、駒型のツゲ木地探しすることから始まった。
手始めは天童で。続いて大阪、その次は京都。東京でも駒型にしたツゲ木地が売り出されて2~3組買ったが、駒は木地造りから最後の仕上げまで一貫してやろうとしたのは自然なことでした。
しかし、材料のツゲの櫛板は入手出来ても、機械や道具をどうするかです。市販されている木工機械には安全に使えるものはなく、自分で作るしかない。必要なのは切る機械と削る機械。できるだけシンプルで、メンテナンスが容易なもの。そして能率的で使いやすく、騒音と埃を撒き散らさないことも必要。最も重視したのは安全性で、部品は使えるものは利用して、足らない部品は独自に設計して鉄工所に発注したり、自分でできる木工細工で作ったりしました。
機械類の設計は、子供のころからいろいろやりました。面白いのです。
中学生から高校の頃は、小型カメラ、水中翼船、海に潜るときのアクアラングなど。
しかし、材料のツゲの櫛板は入手出来ても、機械や道具をどうするかです。市販されている木工機械には安全に使えるものはなく、自分で作るしかない。必要なのは切る機械と削る機械。できるだけシンプルで、メンテナンスが容易なもの。そして能率的で使いやすく、騒音と埃を撒き散らさないことも必要。最も重視したのは安全性で、部品は使えるものは利用して、足らない部品は独自に設計して鉄工所に発注したり、自分でできる木工細工で作ったりしました。
機械類の設計は、子供のころからいろいろやりました。面白いのです。
中学生から高校の頃は、小型カメラ、水中翼船、海に潜るときのアクアラングなど。
今回は、玉将から歩兵まで大中小の5角形の駒型に、自在に対応できる機械だということで、木くずを吸い取る仕組みと組み合わせて、出来上がった機械は5つほど。自分で設計した機械の良いところは、改善がすぐにできるところですね。中には5年ほど使って廃棄したものもありますが、大半はおかげさまで40年経った今も現役で便利に役目を果たしてくれているのです。機械に感謝、感謝。
駒の写真集
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