映像は変わって、駒のストラップ。
二日前、孫娘から「私の駒を作ってほしい」という電話。
名前の入ったストラップ駒です。
「分かった。文字は何がいいかな」と聞くと、「お任せ」とのことでした。
映像は、作成途中のストラップ。
文字を書き終わったものもあれば、金具だけ付け終わったものも。
大きさ比較のために、レギューラーサイズの「歩兵」を右下に置きました。
高校三年生の女子なので、表は音楽の「楽」とか「〇福」、「幸福」はどうかと。あるいは来年に備えた「合格」もいいかと。
「ストラップ駒」を作るのは久しぶり。一枚に限ることもないので、名前入りをいくつか作って送ろうかと思います。
文字ですか。
すべて漆蒔絵筆での自筆文字。駒の大きさに合わせて描きます。
たとえば、歩兵横の「福寿」は、根付全体が2センチ程度ですので、福寿それぞれの文字の大きさは、1センチに満たないものです。
10月15日(月)、晴れ。
上天気です。
駒の文字の話。大学研究室では、どんなことを話そうか。
まだひと月ほどありますので、いろいろ考えています。
先ずは、「駒の文字の役割」についてです。
「駒の文字」は、駒それぞれの性能の違いや重要性、強さなどをイメージとして表す標識でもあります。
それに対し、チェスなどの西洋将棋や東南アジアの将棋では、駒(ピース)の姿形によって、それぞれの駒をが区別しているわけです。
我が国の将棋駒は、中国や朝鮮の影響もありますが、漢字文化圏でもあり、漢字表記されています。
さて、文字(漢字)表記の駒と、立像でその姿形の違いで区別される駒との長短優劣を比較してみよう。
この続きは、長文になりそうなので、一旦、閉めることにします。
では、また。
駒の写真集
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