熊澤良尊の将棋駒三昧

生涯2冊目の本「駒と歩む」。ペンクラブ大賞受賞。
送料込み5000円。
残部僅少ながら、注文受付中。

目次

作品 文章 写真 販売品

「谷川浩司書」の駒

2022-03-05 19:07:23 | 文章

3月5日(土)、晴れ曇り、時に雨。

気温は上昇しましたが、空は変わりやすい一日でした。

「谷川浩司書の駒」について。
ある方から、「谷川先生の駒が欲しい方がいるのですが、どうすればよいでしょうか」、とのお尋ねがありました。

以下は、その答えです。

===
そもそも「谷川先生の駒」は、先生と小生の共同作業で生まれた駒であり、谷川先生の許可が無い限り、一存で作ることはしないと決めております。
と言いますのも、谷川浩司書の駒は、一般的な駒とは違って、25年前、先生が王将の座をなくし無冠となられた34才のとき、再びの復活を期して日頃の将棋研究に使う駒を、ご自身の筆跡で作ろうと決意されて誕生した駒であり、それにより「龍王」「名人」を見事、奪還されました。
そのあたりのことは、著書(毎日新聞社刊)「復活」に詳しく述べられています。

その後、10数年が経過した二度目では「お世話になった方へ贈る駒」として数組制作を承り、今回は「新将棋会館建設に伴う駒」として何組かを作らせていただきました。そのいずれもは、谷川先生もしくは日本将棋連盟の要請、ご意向によって作っているもので、そのことをご理解いただきとう存じます。

なお、谷川先生の駒は以前、モラルに欠けた心無い複数の人(東京・天童・静岡・大阪)の手によって、雑誌の写真などを利用してモラル逸脱も甚だしい「真っ赤な偽物」が作られて、先生ともども心を痛めた経緯がありました。そのことも申しあげておかねばなりません。

以上。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

駒の写真集

リンク先はこちら」 http://blog.goo.ne.jp/photo/11726