熊澤良尊の将棋駒三昧

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根付づくりの工程

2022-02-14 12:15:24 | 文章

2月14日(月)、薄曇り。

午前中は、昨日に引き続いての「根付」作りでした。
その映像です。

具体的には、作り余った駒の中から、まだ盛り上げていない駒やよろしくない駒を取り除いて、盛り上げが済んでいる駒をセレクト。
比較的新しいものもありますが、中には20年も前に出来上がった駒もあるので、もう一度、面取りを含めて表面を磨き直しするところから再開しました。
そうしてセレクトした駒の尻には、先ずは漆で「良尊(花押)」の銘入れ。
小さな「歩兵」駒なら、厚み7~8ミリの中に3文字を書くことになります。
ここまで進めた駒は「菱湖、古水無瀬、錦旗」など100枚。
これに今日は50枚追加して合計150枚。文字数にして450文字。

ところで、この後は、駒の天頂にU型の金具を取り付ける作業ですが、それには、先ずU型の金具(針金)を作らなければなりません。そして駒の天頂に金具を差し込んで取り付けるための二つの小さな穴をあけなければなりません。
根付づくりには、まだまだ工程と時間を要するのですが、この際ですので、他の書体も含めて残りも全部、済ませようと思う今日この頃です。

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