4月12日(日)、雨。
底冷えの一日でした。
「不撓」という本をいただきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/6f/74f16d0cc6f61aaf811fe7b43246c265.jpg)
贈ってくれたのは、奈良アマチュア将棋界、名世話役Nさん。
副題に「忘れられた棋士、松田辰雄八段の記録」。160ページ。発行者は将棋史学同人とある。
松田辰雄八段のことをご存じの方は、かなりの年配者だろう。かく言う小生は、名前だけは知っている程度。大正5年、奈良の生まれで、長らく奈良に住まわれて、奈良の愛棋家には大いに慕われていたと聞いている。
活躍されたのは、戦後間もなくの頃。昭和23年、A級八段に。一時期、当地京都府木津町にも住まわれていた。
早速、本を開いて、棋譜以外をザーッと通読させていただいた。
松田八段を知る方には、手元に置きたい本である。