熊澤良尊の将棋駒三昧

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秋の寒気

2013-09-26 05:52:27 | 文章
9月26日(木)、一面の村雲。

夜中に雨が降ったような、降らなかったような。
久しぶりの曇天。
風はやや寒。
秋の寒気到来です。

ーーーー
札幌のKさんからの問いかけがありました。
「駒裏の朱文字は何時頃からか始まったのか」と。

「何となく難問でありますね」。
ごく安い天童の駒では有るようですが、江戸時代とか古い駒では、見たことが無いので、比較的新しい。
まあ、せいぜい100年くらい?
と思うのですが、実際のところは知りません。

この間、最近、将棋を始めたという20代の人が尋ねて来て、
「裏が紅い駒が欲しい」とのことでした。
駒数が多い中将棋駒では作る意味があるのですが、普通の将棋では作った事がありません。
で、「初心者には分かりやすいが、本格的な駒で、朱文字のものは見かけませんね」と説明。
置いてありそうなお店を紹介しました。

表が黒で裏が朱の駒。
その意味とプラスマイナスを考えてみます。
①、チョッと他と変っている(変わったのが好きな人もいる)。
②、初心者には、表か裏かが分かりやすい。
③、しかし、直ぐに覚えるので、必要性が無くなる。
④、だんだんすると見た目で煩雑で、わずらわしい。

こんな感想ですね。
どうでしょうか。




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2 コメント

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成駒の朱色 (札幌K)
2013-09-26 06:47:22
あらためて おはようございます

「駒数が多い中将棋駒では作る意味がある」
なるほど 良く分かりました
返信する
Unknown (熊澤です)
2013-09-26 21:57:21
そうですね。
今回の象牙は復元品ですので黒にしましたが、、中将棋の場合は、裏は黒より、むしろ朱の方が良いのではとさえ思っています。
返信する

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