7月23日(水)、晴れ。
二十四節季は、大暑。
本格的な夏とは言え、湿気多し。
盛り上げはもう少しお預けです。
昨日の桔梗の花に、ホバーリングを繰り返す小さな虫。
名前は知りませんが、ハチ。
暫く観察してから、撮影。
ーーーー
先日、岩手県から届いた漆のテストの続き。
平面にベターっと塗るには良さそう。
しかし、ウルミが強すぎてシャープには乾かない。
結論は、駒には不向きとみました。
どうやら、精製方法に要因があるのではないかな。
折からNHKラジオで「輪島で天日ナヤシが始まった」ニュース。
「ナヤシ」とは、桶に入った生漆を掻き混ぜて均一化する作業。
[クロメ」という水分を飛ばす精製作業もある。
近年は、屋内で電熱を使いながら掻き混ぜて、その熱で水分を飛ばす方法。
天日ナヤシは、炎天下でかき混ぜながら、太陽熱を利用して水分を飛ばす。
数時間かけて行うのだそうだ。
お天気との相談だから面倒この上もないが、利点は大いにあるに違いない。
それを、輪島の一軒の漆屋さんが、今でも昔のやり方でやっているのだそうだ。
今年は今日からスタートした。
原料は、岩手県産の生漆。
今回は、30キログラム。
一口に漆と言っても、用途は様々。
平面を塗るのに適した漆もあるし、蒔絵のように図柄や文字を描くのに適した漆もある。
ポイントは、粘り気の度合い、光沢のありなし、乾きの早さ。
漆黒という言葉に代表される黒でも、その黒さ加減もいろいろ。
精製した漆を黒くするのは、鉄蔣との化学変化なんだそうだ。
書道の墨のように、松煙(黒い煤)を混ぜるのではありません。
一般的に、日本産漆は「サラサラ」という感じ。
よって、肉厚には盛り上がりにくい。
しかし、固まれば、がっちりと堅い。
一方、中国産漆は、粘っこい。
従って、肉厚に盛り上がり易い。
堅さは、日本産に比べてやや劣る。
最近は、MR(マイクロロール)漆がある。
精製を、2本のローラーで行うと、漆の粒子がより細かく均一になる。
何年も前のことだが、京都の漆屋さんに行った時、試しに購入して使ってみた。
日本産でも、この漆は駒には不向きだった。
理由は、ベターっとテカテカした光沢の強さ。
小生の趣味には合わなかった。
以前、漆塗りの自動車が話題になった事がありました。
この漆が、MR漆なんですね。
ということで、漆にもいろいろ。
日本産と中国産。
結論は、下地用には中国産。
盛り上げには、高価な日本産。
使い分けるのがヨロシイようで。
二十四節季は、大暑。
本格的な夏とは言え、湿気多し。
盛り上げはもう少しお預けです。
昨日の桔梗の花に、ホバーリングを繰り返す小さな虫。
名前は知りませんが、ハチ。
暫く観察してから、撮影。
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先日、岩手県から届いた漆のテストの続き。
平面にベターっと塗るには良さそう。
しかし、ウルミが強すぎてシャープには乾かない。
結論は、駒には不向きとみました。
どうやら、精製方法に要因があるのではないかな。
折からNHKラジオで「輪島で天日ナヤシが始まった」ニュース。
「ナヤシ」とは、桶に入った生漆を掻き混ぜて均一化する作業。
[クロメ」という水分を飛ばす精製作業もある。
近年は、屋内で電熱を使いながら掻き混ぜて、その熱で水分を飛ばす方法。
天日ナヤシは、炎天下でかき混ぜながら、太陽熱を利用して水分を飛ばす。
数時間かけて行うのだそうだ。
お天気との相談だから面倒この上もないが、利点は大いにあるに違いない。
それを、輪島の一軒の漆屋さんが、今でも昔のやり方でやっているのだそうだ。
今年は今日からスタートした。
原料は、岩手県産の生漆。
今回は、30キログラム。
一口に漆と言っても、用途は様々。
平面を塗るのに適した漆もあるし、蒔絵のように図柄や文字を描くのに適した漆もある。
ポイントは、粘り気の度合い、光沢のありなし、乾きの早さ。
漆黒という言葉に代表される黒でも、その黒さ加減もいろいろ。
精製した漆を黒くするのは、鉄蔣との化学変化なんだそうだ。
書道の墨のように、松煙(黒い煤)を混ぜるのではありません。
一般的に、日本産漆は「サラサラ」という感じ。
よって、肉厚には盛り上がりにくい。
しかし、固まれば、がっちりと堅い。
一方、中国産漆は、粘っこい。
従って、肉厚に盛り上がり易い。
堅さは、日本産に比べてやや劣る。
最近は、MR(マイクロロール)漆がある。
精製を、2本のローラーで行うと、漆の粒子がより細かく均一になる。
何年も前のことだが、京都の漆屋さんに行った時、試しに購入して使ってみた。
日本産でも、この漆は駒には不向きだった。
理由は、ベターっとテカテカした光沢の強さ。
小生の趣味には合わなかった。
以前、漆塗りの自動車が話題になった事がありました。
この漆が、MR漆なんですね。
ということで、漆にもいろいろ。
日本産と中国産。
結論は、下地用には中国産。
盛り上げには、高価な日本産。
使い分けるのがヨロシイようで。
7月22日(火)、朝曇り。
まだまだ湿気多し。
鉢植えの桔梗。
清楚な花、昨日撮影しました。
桔梗紋は、彦根の井伊家。
彦根城博物館には、19世紀の盤と象牙の駒が残されています。
駒はやや小型で漆書き、清安銘。
盤には井伊家の紋と唐草が蒔絵。
まだまだ湿気多し。
鉢植えの桔梗。
清楚な花、昨日撮影しました。
桔梗紋は、彦根の井伊家。
彦根城博物館には、19世紀の盤と象牙の駒が残されています。
駒はやや小型で漆書き、清安銘。
盤には井伊家の紋と唐草が蒔絵。
7月21日(月)、晴れ。
昨日は荒れた天気。
今日は、穏やか。
湿気も少ないようで、本当の梅雨明けか。
ようやく、盛り上げが出来そう。
先日到着した3種の漆。
その内、透きと黒呂色を試しましたが、期待していたほどでもなく。
いろいろ条件を変えて、性格を把握してみます。
昨日は荒れた天気。
今日は、穏やか。
湿気も少ないようで、本当の梅雨明けか。
ようやく、盛り上げが出来そう。
先日到着した3種の漆。
その内、透きと黒呂色を試しましたが、期待していたほどでもなく。
いろいろ条件を変えて、性格を把握してみます。
7月20日(日)、曇り。
学校は昨日から夏休み。
明日は「海の日」だったか「山の日」だったか。
いずれにしても、梅雨明けはまだ。
保留している根付の直書きと、駒の盛り上げ仕事の再開はまもなく。
日曜の朝は「時事放談」。
話題は「中国」と「原発」がらみ。
日本はどこへ行くのでしょうか。
ーーーー
仕事場の模様替え。
これまでのテーブルは、15年ぶりに食卓に。
代わって仕事場には、チェンジした厚い座卓。
脚の部分は取り外して、このように制作。
たいそう重い樹種は、クルミの木だったかな。
見た感じ、随分明るくなりました。
昨日、注文していた3種類の漆が届きました。
早速、試し使い。
漆は、これまでのものと混ぜ合わせながら調整して使います。
結果は、如何に。
学校は昨日から夏休み。
明日は「海の日」だったか「山の日」だったか。
いずれにしても、梅雨明けはまだ。
保留している根付の直書きと、駒の盛り上げ仕事の再開はまもなく。
日曜の朝は「時事放談」。
話題は「中国」と「原発」がらみ。
日本はどこへ行くのでしょうか。
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仕事場の模様替え。
これまでのテーブルは、15年ぶりに食卓に。
代わって仕事場には、チェンジした厚い座卓。
脚の部分は取り外して、このように制作。
たいそう重い樹種は、クルミの木だったかな。
見た感じ、随分明るくなりました。
昨日、注文していた3種類の漆が届きました。
早速、試し使い。
漆は、これまでのものと混ぜ合わせながら調整して使います。
結果は、如何に。
7月19日(土)、曇り。
再び、梅雨空。
先日の東京からのお客様に見せていただいた駒。
何でも半世紀ほど前に、宮松さんに特注したもので、「銘武蔵」「小次郎」の銘。
「へーっ」と、本人の許可を得て、撮りました。
この駒も拝見。
35年ほど前んお小生の駒「卷菱湖」も拝見。
懐かしく、写真を撮るのを忘れてしまいました。
秋にはまたお越しいただけるので、その時、写真をと思います。
再び、梅雨空。
先日の東京からのお客様に見せていただいた駒。
何でも半世紀ほど前に、宮松さんに特注したもので、「銘武蔵」「小次郎」の銘。
「へーっ」と、本人の許可を得て、撮りました。
この駒も拝見。
35年ほど前んお小生の駒「卷菱湖」も拝見。
懐かしく、写真を撮るのを忘れてしまいました。
秋にはまたお越しいただけるので、その時、写真をと思います。
7月18日(金)、晴れ。
薄い雲。
高い雲。
しかし空気はやや湿っぽく。
もうすぐ梅雨明けか。
久しぶりの「清安」。
もうすぐ出来上がりです。
先ずは、王将と玉将の様子。
作業机の上で撮りました。
薄い雲。
高い雲。
しかし空気はやや湿っぽく。
もうすぐ梅雨明けか。
久しぶりの「清安」。
もうすぐ出来上がりです。
先ずは、王将と玉将の様子。
作業机の上で撮りました。
7月17日(木)、晴れ。
暑かった。
最高気温は34℃。
暑かった。
その暑い中、午前中は大工仕事。
大工仕事は久しぶり。
仕事場の台の足部分の制作。
ああ暑かった。
出来上がった結果を撮るのを忘れて、また明日。
午後は、2組合計3人のお客様。
どちらも気の置けない同士。
他のお客様と重なるのを承知の上でお越しいただきました。
ということで、先客の2人は、1時間ちょっと。
お一人は18時頃まで、ゆっくりとゆったりと。
ーーーー
昨日の検索キーワード上位20
1 熊澤良尊
2 熊澤良尊の将棋駒工房
3 熊澤工房
4 良尊
5 名駒大鑑
6 将棋と文化展
7 将棋 越智
8 宗桂作 オークション 駒
9 行書 菱湖
10 駒工房熊澤良尊
11 加藤一二三 木津高校
12 塩井一仁
13 信楽駒工房
14 将棋の駒のバラ売り
15 熊澤良尊 中将棋 駒
16 熊澤 駒
17 熊沢良尊
18 駒工房
19 久島真知子
20 将棋チェスト
暑かった。
最高気温は34℃。
暑かった。
その暑い中、午前中は大工仕事。
大工仕事は久しぶり。
仕事場の台の足部分の制作。
ああ暑かった。
出来上がった結果を撮るのを忘れて、また明日。
午後は、2組合計3人のお客様。
どちらも気の置けない同士。
他のお客様と重なるのを承知の上でお越しいただきました。
ということで、先客の2人は、1時間ちょっと。
お一人は18時頃まで、ゆっくりとゆったりと。
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16 熊澤 駒
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18 駒工房
19 久島真知子
20 将棋チェスト
7月16日(水)、晴れ。
蒼い空。
東に南に広がっています。
でも、湿気は多そう。
盛り上げは、まだ先かな。
今日も、かなり暑くなりそう。
午後は、東京から昭和58年以来30年ぶりのお客様。
昔の昔ですが、お名前は、しっかりと記憶。
京都からの電話で、木津駅まで迎えに行きます。
お顔を思いだせるかな・・。
蒼い空。
東に南に広がっています。
でも、湿気は多そう。
盛り上げは、まだ先かな。
今日も、かなり暑くなりそう。
午後は、東京から昭和58年以来30年ぶりのお客様。
昔の昔ですが、お名前は、しっかりと記憶。
京都からの電話で、木津駅まで迎えに行きます。
お顔を思いだせるかな・・。
7月15日(火)、晴れ。
午前中からカラッとした青空。
気象庁はぐずぐず言っているようですが、いよいよ夏ですね。
グアッと暑く、体が付いて行きません。
テーブル漆塗り。
こんなところで妥協して、作業は今朝で終了。
食卓テーブルとして15年ぶりに、明日から使うことになります。
校正ゲラ。
納期は2週間後ですが、図版を作り直して、校正ゲラを今日、大学へ返送。
中将棋。
2組分の木地、今日、成型から着手。
出来上がりは、10月~11月かな。
午前中からカラッとした青空。
気象庁はぐずぐず言っているようですが、いよいよ夏ですね。
グアッと暑く、体が付いて行きません。
テーブル漆塗り。
こんなところで妥協して、作業は今朝で終了。
食卓テーブルとして15年ぶりに、明日から使うことになります。
校正ゲラ。
納期は2週間後ですが、図版を作り直して、校正ゲラを今日、大学へ返送。
中将棋。
2組分の木地、今日、成型から着手。
出来上がりは、10月~11月かな。
7月14日(月)、曇り。
相変わらずのハッキリしない天気。
と思っていたら、先ほどから激しい雨。
梅雨明けは、まだ。
ーーーー
昨日の二つの会議は、3時間半。
とにかく疲れました。
午後は食事と買い物。
帰宅後は、原稿の校正作業。
この秋に刊行される予定の大阪商業大学・商業博物館紀要。
小生の寄稿は、正味20ページ余り。
こんな様子です。
図版が小さいので、文字が読める大きさにと思います。
相変わらずのハッキリしない天気。
と思っていたら、先ほどから激しい雨。
梅雨明けは、まだ。
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昨日の二つの会議は、3時間半。
とにかく疲れました。
午後は食事と買い物。
帰宅後は、原稿の校正作業。
この秋に刊行される予定の大阪商業大学・商業博物館紀要。
小生の寄稿は、正味20ページ余り。
こんな様子です。
図版が小さいので、文字が読める大きさにと思います。
駒の写真集
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http://blog.goo.ne.jp/photo/11726