ベンベエの詩的つぶやき

世の中をちょっと斜めに見て・・・

小梅

2012-06-06 14:01:58 | 日記・エッセイ・コラム

朝から雨模様のうすら寒い一日。

先日、庭木に殺虫剤を散布してもらったので
緑が一層濃くなっている。
根元には毛虫たちの屍骸。
害虫なんて理不尽な扱いを受けて
少々憐れにも思えるが・・・・。

さむいので昼食はなめこ汁を作る。
豚肉入りの熱々を啜ると下腹に元気が集まってくる。
何処かへ出かけたい気分でもあるが、
ワーグナーを聴きながら詩が一編生まれそうだ。

遠くの詩人から電話がある。
7月に朗読とライブショーを予定していると言う。
病から回復し健やかな声で何よりのこと。

お隣さんから今年初めての小梅を戴く。
一粒齧ると6月の青臭さが口中に広がる。

里山に住むくまねこさんが
自家菜園の野菜を届けてくれる。
ひさしぶりのお喋りだが
原発にはじまって原発に終わる。
スナックエンドウはバターソティーで戴く。

友人から絵画個展の案内状が届いた。
彼女もまた輝いている。

        
六月の妖しきほどの月明かり