福島県在住の
詩人たちのアンソロジーが届けられる。
原発事故から
一年ほど過ぎたころに編集された作品の数々。
直接の被災者として
故郷を追われているにもかかわらず
弾劾のような
烈しい口調の作品が少ないことには意外であった。
悲痛な叫びの中にも
深い祈りにも似た作品が多く
怒りを静かに抑えた表現に却って胸迫るものがある。
久しぶりに
青年会議所時代の先輩が訪ねてきた。
現在俳句に凝っているらしく
しばらく俳句談義となる。
ちょうどカレーが仕上がったところなので
ご馳走する。
午後、里山の住人にもカレーを届ける。
梅雨晴れの緑が眩しく
薔薇の香りが沢山のミツバチを誘っていた。
若き日の夢や遥かに雲の峰