ベンベエの詩的つぶやき

世の中をちょっと斜めに見て・・・

日々是修行

2010-07-09 09:38:40 | 日記・エッセイ・コラム

県詩人会の事務局などをあずかっていると
会員からのクレームや意見、ときにはお叱りなど頂いて
「なんとも 割に合わないなぁ」「いいことなんてありゃしない」
ひとり愚痴る日もあるが
人との約束は全うしなければ男の名折れ と
折れやすい心を奮い立たせている。

寛容と忍耐
なにごとも生涯学習。

幸い、腰痛の具合も今のところ
落ち着いているので
少々のプレッシャーにはなんとか対応できている。

世話になっている鍼灸院では
サラ・ブライトマンの歌を繰り返し流してくれている。
こころが癒やされる と
先生にダビングしてもらう患者もいるというから
CDを貸したわたしとしては大変うれしい!

夕食の後 無性にシャーベットが欲しくなりコンビニへ走る。

    
 一輪のあぢさゐ夕餉の一品たり


ご長寿姫

2010-07-07 17:05:45 | 日記・エッセイ・コラム

この頃 姫たちの寝ている時間が長くなっている。
別荘地で拾い上げてから15年が経ち
人間ならもはや相当の歳になる。

こんなに永く一緒に暮らしていると
ことばの響きや顔色でこちらの心が読まれてしまう。
冗談なのか本気なのか
ちゃんと区別できて
甘えてみたり さっさと自分の寝床にもぐってしまったり
腰の重い客には はやく帰れとばかり
ワーワー鳴きつづけ
わたしが食事をはじめると
必ず砂トイレにたっぷりの糞をして逃げていく。
急いで換気扇を回しても もう間に合わない。
あいつら楽しんでいるのだ。

生姜焼きの匂いと姫のにおい
味わう余裕もなく
ひたすらかき込むだけである。

    あぢさゐの紺の滴り雨あがる


怒りの水

2010-07-03 18:01:51 | 日記・エッセイ・コラム

パソコン、ようやく新しいのがやってきた。
本日よりブログ再開します。

一昨日の夜、ゲリラ豪雨によって我が家は床上浸水。
10年前の那須豪雨以来で、あのときもたいへんな騒ぎであった。

お隣の時計屋さん夫婦、近くの親戚夫婦、コックさんの応援があって
午前零時、なんとか水を食い止めることができたが
水の勢いというのは恐ろしく
あっという間もなく家の中に侵入してくる。

昨日一日はなにも手がつけられない状態であったが
本日は学芸員、友人、親戚のお手伝いにより
ふつうの生活に戻ることができた。

まちはお天王祭をまじかにし、
子供たちのお囃子の稽古が盛ん。
5時になると我が家の前の広場に集まってくる。

     佳きひとの眠りの中へ蛍とべ