心と身体がよろこぶ“気功養生”

「養生気功塾」のお知らせ、気功の魅力、気功養生法、気功の生活術をメインに、日々のあれこれも書いています。

大雪(たいせつ)の養生

2012-12-05 07:00:00 | 季節の話(二十四節気他)

12月7日からは「大雪」です!

“雪が激しく降り始めるころ”と言われる時期です。

寒さも増してくるのでしょうねぇ。

 

(写真は我が家の杏の樹。すっかり紅葉しております。)

 

みなさま、12月はたくさんのお付き合いもあることでしょうし、年末にかけていろいろな準備もあるでしょう。

忙しい時間を送られると思いますがどうか養生なさってください!

 

 

 参考までに二十四節気養生さまより

《月令七十二侯集解》“十一月节,大者盛也,至此而雪盛也。”(这里十一月是指农历),这是古人对大雪的解释。大雪节气常在十二月七日前后到来,此时我国黄河流域一带渐有积雪,北方则呈现万里雪飘的迷人景观。有句农谚:“大雪冬至雪花飞,搞好副业多积肥”,人们盼着在大雪节气中看到“瑞雪兆丰年”的好兆头,可 见大雪节气的到来,预示着来年的吉祥与否。

   从中医养生学的角度看,大雪已到了“进补”的大好时节。说到进补,很多人只是狭义地去理解,认为所谓的“补”就是吃点营养价值高的食品,用点壮阳的补药,其实,这只是进补的一个方面,而进补则是养生学的一个分支内容。谈到养生,我们首先应该知道何为养?何为生?所谓的养,即保养、调养、培养、补养、护养;所谓的生,就是生命、生存、生长之意。具体地说就是要通过养精神、调饮食、练形体、慎房事、适温寒等综合调养达到强身益寿的目的。在运用过程中,我们应当注意两点:

  1.养宜适度:所谓适度,就是要恰到好处。不可太过,不可不及。若过分谨慎,则会导致调养失度,不知所措。稍有劳作则怕耗气伤神,稍有寒暑之异便闭门不出,食之惟恐肥甘厚腻而节食少餐,如此状态,都因养之太过而受到约束,不但有损健康,更无法“尽终天年”。

  2.养勿过偏:综合调养要适中。有人把“补”当作养,于是饮食强调营养,食必进补;起居强调安逸,静养惟一;此外,还以补益药物为辅助。虽说食补、药补、静养都在养生范畴之中,但用之太过反而会影响健康。正如有些人食补太过则会出现营养过剩,过分静养只逸不劳则会出现动静失调,若药补太过则会发生阴阳的偏盛偏衰,使机体新陈代谢产生失调而事与愿违。

  所以,在进行调养时应采取动静结合、劳逸结合、补泻结合、形神供养的方法,力求“……与门比寿,王乔争年”。

 

日本語

「月令七十二候集解」には「11月の季節になると、大なる者が盛んになり、これにて雪が盛んになる」(ここでいう11月は旧暦のこと)とある。これは昔の人たちの大雪に対する説明であった。大雪の節気は常に12月7日前後にやって来る。この時になると中国の黄河流域一帯はだんだん積雪がみられるようになり、北部は至る所で雪が降る人びとを魅了する景観を呈することになる。「大雪、冬至になると雪が降り、副業をりっぱにやるには堆肥をたくさんつくるべきである」という農家に伝わる諺がある。人びとは大雪の節気に「瑞雪は豊年の吉兆となる」というような幸先よい前兆を見て取ることを待ち望み、大雪の節気の到来は、翌年が吉祥の年であるかどうかをあらかじめ示すことである。

 漢方医学の養生学の角度から見ると、大雪になると、すでに「栄養補給」に最も適した季節になったことでもある。栄養補給については、かなりの人たちは狭義の理解の仕方をし、いわゆる「補給」ということは栄養価の高い食物を食べ、強精のための栄養剤を使うことと思っている。実のところ、これは栄養補給の1側面でしかなく、栄養補給は養生学の内容の一つなのである。養生については、われわれはまず養とは何か、生とは何かを知っておくべきである。いわゆる養は、つまり養生、保養、育成、補給などのことであり、いわゆる生は、生命、生存、成長の意味である。具体的に言えば精神を養い、飲食を加減し、体を鍛え、房事を慎み、気候の暑さと寒さに合ったものなどの総合的な養生を通して体を丈夫にし、寿命を延ばす目的を達成することである。運用の中で、われわれは次の2点に注意すべきである。

 1、養うことは適度でなければならない。いわゆる適とは、ちょうどよいということである。あまりに過ぎてはならず、間に合わなくてもいけない、ということである。もし過度に慎重であるならば、養生の度を見失うことになり、どうしたらよいか分からなくなる可能性がある。少し働いただけで元気を消耗し尽くし神経が疲れ、少し寒暖の変化があれば家に閉じこもって外出せず、食べる時は脂肪の多いもの、甘いもの、濃いもの、脂っこいものを恐れて節食することになり、そうなると、過度の養生のために制約を受け、健康を損なうだけでなく、さらに「天寿を全うする」ことさえできなくなる。

 2、養うには片寄るなかれ。総合的養生は適度であるべきである。ある人は「補給」を養うことと見なし、そのため飲食においては栄養を強調し、食べるにはかならず栄養を補給しなければならない。日常生活においては安逸を強調し、静養することを唯一のものとすることである。そのほか、また滋養の薬物を補とすることになる。食による補給、薬物による補給、静養はいずれも養生の範疇の中にあるものだが、食べすぎるならばかえって健康に影響を及ぼすことになろう。まさに一部の人は食による補給が多すぎたため栄養過剰となり、過度に静養して楽をするだけで働かないならば動静のバランスを失うことになりかねず、もし薬物による補給が多すぎるなら陰陽の過度の盛衰を引き起こす可能性があり、体の新陳代謝のバランスを崩して願い通りに事が運ばなくなる。

 したがって、養生の際には動と静を結び付け、労働と休息とを結び付け、補と泄を結び付け、外見と精神をともに養う調理法をとり、「……長生きする」ことに努めるべきである

 

 

コメント (2)
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