行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

小栴檀草と白の小栴檀草

2008-10-14 21:07:33 | Weblog
コセンダングサ(小栴檀草)

 シロノコセンダングサ

葉の形が樹木の栴檀の葉に似ているのでセンダングサ,
そのセンダングサより少し小さいのでコセンダングサである.
センダングサの仲間には他にアメリカセンダングサがあるが,
最も多く認められるのがコセンダングサのようであり,
写真はコセンダングサと思われる.

多摩市の河原で10月2日撮影であり,
荒れ地,河原などに群生して咲いているという情報にも当てはまる.
高さ0.5m~1mになる1年草本.
枝先の上部に黄色の7~8mmの頭花,筒状花を付ける.

普通は筒状花のみで花びらがないが,
時々,周辺に白花の舌状花をつけているものがある.
これはシロノコセンダングサと呼ばれる.(写真下)
たまたま同じ場所で見つけた.
葉などは同じであるが別の花と思われるほど風情が違う.
種は針状にとがり,知らないうちにズボンなどにくっついている.
家に帰り,取り除くのに苦労した覚えがある.

秋も更け,帰りの夜道,草藪のいたるところから虫の音が聞こえる.
それも様々な音色の虫が鳴いている.
知らず知らずに,静寂の世界に引き込まれていく気がする.

 山の宿ただ一面の虫の声

コメント
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