行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

夏と秋のキタテハ

2013-11-08 20:00:40 | Weblog

多摩川の河原に群生して見られるコセンダングサ,
そのコセンダングサが大好物のようで,
キタテハが何匹もきて吸蜜をしていました(10/9)。


キタテハは黄色地に黒い紋があるタテハチョウ,
成虫で越冬する蝶として知られ,
ここ東京(多摩地区ですが)でも春早くから秋遅くまで見られる蝶です。




翅裏は赤褐色で,枯葉にまぎれて保護色になります。
また,後翅の裏に見られるC字型の小さな模様が特徴です。


翅の縁取りに切れ込みがあるのもこの蝶の特徴です。
写真,正面から撮ったキタテハ,
褐色の翅裏もあって蝙蝠が羽を広げたようです。


この蝶,夏型と秋型があり,
その黄色の地色が微妙に異なるのです。
初夏から真夏にかけて現れる夏型(上,7/1撮影)は
鈍い黄色の地色をしています。


秋に現れて越冬し,そのまま春にも現れてくる秋型,
秋型の地色は鮮やかなオレンジ色,
緑色の葉にとまるとよく目立ちます(10/30撮影)。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする