行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

スミレその2

2018-04-04 20:00:21 | 花,植物
3月の散歩道に写したスミレその2は
アオイスミレ、コスミレ、ナガバノスミレサイシンそしてタチツボスミレです。
どれもよく似て見えますが異なる種、
以前はどれもタチツボスミレと思っていました。


アオイスミレ。
3月中旬に咲きだす花期の早いスミレ、
花は波打ち、すっきりとは開かず、
葉の上に乗るように咲きます。
葉は円心形、フタバアオイに似ているところからアオイスミレです。


アオイスミレ、
白花もありました。


静岡菊川にて、
葉が長卵形とタチツボスミレとは異なるスミレをいくつか見つけました(3/25)。
調べた結果、
葉と柱頭の形からコスミレと判断しました。


コスミレの名がありますが花が小型ということではなく、
花や草姿がタチツボスミレに似ていて、
草姿がタチツボスミレのようには高くはならないのでコスミレとされたそうです。
また、タチツボスミレは有茎のスミレですが、
コスミレは無茎種、根から直接地上に花柄(花茎)を伸ばします。


ナガバノスミレサイシン。
長い葉をもつ大型のスミレ、花の色は淡紫色、
3月下旬から4月に花をつけます。


上とほぼ同じ場所、
葉が丸いのでスミレサイシンかと思いました。
が、調べた結果、スミレサイシンは日本海側に見られ、
ナガバノスミレサイシンとは共存することはないとのこと、
これもナガバノスミレサイシンのようです。
葉は近くに生えたタチツボスミレのもの、
ナガバノスミレサイシンの葉は花に遅れて出てくるようです。


タチツボスミレ。
もっとも普通によく見られるスミレ、
3月下旬から4月、
筆者の散歩道で見るスミレのほとんどはこのスミレです。


そのタチツボスミレにスジグロシロチョウが吸蜜していました。
とまってすぐですが、
しっかり花の中に口吻を入れています。
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