行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

高山の古い街並と加子母明治座

2019-02-13 20:00:00 | 風景
2月8日、
バスツアーの2日目です。


ホテルを出てまずは
高山市街に残る歴史的街並みを散策、
高山観光の定番です。


まだ朝9時を過ぎたばかりですが、
たくさんの観光客の姿、
ここもオーバーツーリズムでしょうか。


歴史的街並みのすぐ横で宮川の朝市、
石川県輪島、千葉県勝浦と並んで日本3大朝市だそうです。
もともとは住民のための朝市と思われますが、
今は観光客相手のお土産屋のような店が目立ちます。
また、冬の時期、農作物が少なく、売るものがないようです。


街角の食堂兼お土産屋さん。
藁葺ではありませんが切妻の大きな3層づくりの建物、
合掌造りを思い出しました。


バスは南下し下呂市から中津川市へ。
途中、昼食に飛騨で生まれた新ブランド米、
銀の朏(みかづき)の卵かけご飯をいただきました。
粒が大きく、甘みのあるおいしいお米でした。
そして、加子母村にある加子母明治座へ。


長野との県境、岐阜県の山間部に位置する加子母村、
そんな山村に120年前に村人たちによって造られた芝居小屋が加子母明治座です。
すばらしいのは、いまも地元の人たちにより創建当時のままの姿が維持され、
歌舞伎やコンサートなどが実際に行われていること、
3月には中村七之助の特別公演が予定されているそうです。


日本の農村の原風景の一つを感じた加子母明治座、
地元の人に、客席、舞台だけではなく、舞台裏そして奈落まで、
普段は見られないところまで案内してもらいました。
しかし、この日は大寒波の初日、暖房のない小屋は寒く、
奈落の底は一層寒さが身に沁みました。

コメント
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