行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

シロヨメナにアカタテハ

2019-11-07 20:00:16 | 花と虫
秋もすっかり深まった中、
多摩丘陵では今や貴重種にも思えるアカタテハが
群生して咲くシロヨメナに吸蜜していました。


アカタテハ。
前翅が朱色と黒色、後翅が茶褐色のタテハチョウ。
昔は多く見られた蝶のようですが
多摩丘陵ではめっきり見る機会が少なくなりました。
10月も下旬になり、今年初撮りです。


よく似たヒメアカタテハが減っていないことを考えると、
幼虫の食草であるイラクサやカラムシが
減っているせいと思われます。
ちなみに、ヒメアカタテハの幼虫の食草は
キク科のヨモギ、ハハコグサなどです。


この個体、翅色も鮮やかで翅に傷みも見られません。
多分、ごく最近、秋になり発生したものと思われます。


成虫で越冬するアカタテハ、
この個体も、間もなく越冬に入ります。
その準備にシロヨメナの蜜をたっぷりと吸っていました。


シロヨメナ。
野菊の一つ、別名はヤマシロギク。
ヤマの名がありますが、
平地にもよく見られ、晩秋まで花を咲かせます。


白嫁菜、
ヨメナの名がありますが
ヨメナ属ではなく、ノコンギクなどと同じシオン属です。
ノコンギクと同じくヨメナに比べて花がたくさん付きます。
コメント
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