行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

イモカタバミの花と蝶

2019-11-21 20:00:38 | 花と虫
今年は暖かい日の多い11月、
イモカタバミが花をたくさんつけ、
まだ命をつないでいる蝶が吸蜜に来ていました(11/7)。


小春日和の里山、
畑地横の日当たりのよい傾斜地に
カタバミが赤紫色の花をたくさん咲かせていました。
ムラサキカタバミは春から初夏まで、
イモカタバミは秋まで花が見られるとありますので、
イモカタバミです。


イモカタバミとムラサキカタバミ、
よく似た花色をしていますが
花の中心部、イモカタバミが濃い紅色になるのに対し、
ムラサキカタバミは淡い緑色。
両者ともに南アメリカ原産の帰化植物、
いずれも観賞用として持ち込まれたものが野生化しています。


イモカタバミ、春4月ごろから咲き、真夏は暑すぎるので休眠、
9月ごろからまた咲きだし、温暖な場所では12月初旬まで花をつけます。
そのイモカタバミの花にモンシロチョウが数頭で吸蜜していました。
モンシロチョウも春3月から現れ、真夏はいったん姿を消しますが
秋に再び数を増やし、温暖な場所では12月初めまで姿が見られます。


イモカタバミの花にウラナミシジミも。
東京では秋になると急に増えるシジミチョウです。
色も褪せ、もう間もなく命を終えます。


隅の方にチャバネセセリの姿も見つけました。
この蝶も数は減りますが、11月まで見られる蝶の一つです。


落ち葉のそばに白いカタバミの花を見つけました(11/14)。
正確にはシロバナイモカタバミ、
イモカタバミの白花種です。
イモカタバミに比べると少なく、あまり眼にすることはありません。


コメント
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