行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

アカタテハ、キタテハそしてヒメタテハ

2019-11-24 20:00:07 | 昆虫
とても暖かった11月19日、
里の日溜りにアカテテハ、キタテハ、ヒメタテハの姿を写しました。
多分、今年最後の姿かもしれません。


アカタテハ。
前翅が黒色と朱色に塗り分けられ、
後翅の大部分茶褐色のタテハチョウです。


成虫で越冬するアカタテハ、
食草のカラムシ葉にとまり、太陽を浴びていました。
もう間もなく越冬、
越冬場所はこの辺りの枯れ草の下になるのでしょうか。


キタテハ。
秋型は翅表が濃い橙色で黒色紋がたくさん散らばるタテハチョウです。
これも成虫越冬の蝶です。


落ち葉の下などに隠れて
厳しい冬を耐え忍びます。
結果、翅が少し傷みますが春にこの濃い橙色で姿を現します。
したがって春型と秋型が同色で
夏型はくすんだ橙色のキタテハです。


ヒメアカタテハ。
キタテハと同じ菊の花に吸蜜していました。
この蝶は、温暖な地域では成虫越冬もあるとのことですが
一般には幼虫越冬するようです。


姿はアカタテハにとてもよく似ます。
後翅の表側、アカタテハが褐色であるのに対し、ヒメアカタテハは橙色、
全体の感じも、アカタテハが黒褐色が強いのに対し、
ヒメアカタテハは橙色が強く見えます。
コメント
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