行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ニシキギとハナノキの紅葉

2019-11-19 20:00:06 | 花と虫
11月7日の散歩道。
紅葉のニシキギにオレンジ色の果実、
そして、その果実に鮮やかな黄色のお腹の
キバラヘリカメムシが付いていました。


ニシキギ、
ニシキギ科ニシキギ属の落葉低木、
紅葉が美しいことで知られています。
その美しい紅葉を錦に例えて錦木(ニシキギ)の名がつけられています。
また、枝にコルク質の翼(ヨク)があるのが特徴、
翼がない品種があり、コニシキギではなく、なぜかコマユミと呼ばれます。


葉は対生で細かい鋸歯があり、
マユミやツリバナよりも小さく、枝葉は密に茂ります。
そのニシキギの紅葉にキバラヘリカメムシがいました。


ニシキギの果実は楕円形で、
熟すと果皮が割れて、中から朱色の仮種皮に覆われた種子が現れます。


果実は盛りが過ぎ、
鳥などに食べられたり、落ちたりしたようで多くはもう種子がなくなっていました。
まだ残っている種子にキバラヘリカメムシが数匹付いていました。
そのキバラヘリカメムシを下から、
黄色の腹部を写して見ました。
ニシキギ科の果実によく付くキバラヘリカメムシです。


ニシキギの近くに葉脈が赤色、
他の部分が濃いオレンジ色と美しく紅葉した木の葉を見つけました。


浅い切れ込みの掌形の葉、
ウリハダカエデとも思いましたが
葉の形、赤く、長い葉柄から、多分、ハナノキです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする