行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

色づきの実

2019-11-13 20:00:50 | 花,植物
10月下旬~11月、
ムラサキシキブ、ヤブムラサキ、クサギ
そしてウドの果実が色づいていました。


ムラサキシキブ。
調べてみるとシソ科、
草本に多いシソ科ですが、木本にもシソ科があります。
秋に紫色の美しい実をつけるのでこの名、
今年は実付き悪い上に台風が多く、どの木も実が少ないように思います。


ヤブムラサキ。
同じく、シソ科ムラサキシキブ属の落葉低木です。


ムラサキシキブによく似た紫色の果実のヤブムラサキです。
しかし、萼に毛がびっしり生え、
その萼に包まれた果実が毛に包まれ、
どこか野生的、野暮ったく見えます。


クサギ。
かつてはクマツヅラ科でしたが
この木も今はシソ科となりました。
秋に熟する果実は美しい青色、
赤い萼が開いて残り、派手な色合いでよく目立ちます。


ウコギ科タラノキ属の多年草、ウド(独活)。
香りがよく、若葉、つぼみ、若い茎の部分が山菜、野菜となります。
秋に直径3mmほどの球状の液果が黒く熟します。


果実が真っ黒に熟した中、
花(果)柄がピンク色に染まり、美しい彩を見せていました(11/3)。
果実一つの中に3~5個の種子ができています。


最後も草の実、
ウリ科のつる性1年草、スズメウリの実です。
カラスウリより小型なのでスズメウリの名、
実は熟すると灰白色、
薄暗い藪の中に生えることが多く、白く輝いて見えます。
コメント
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