行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

動物園フォト3、オランウータン

2020-01-21 20:00:14 | スナップ
人気者オランウータン、
空中散歩(スカイウォーク)も見せてくれました。


ボルネオ島やスマトラ島、
アジアの熱帯のみに生息するヒト科オランウータン、
マレー語で森の人という意味です。


現在、多摩動物園にはボルネオオランウータンが
9匹いるようです。
これは多分雌、カメラを向けると「きれいに撮って」と訴えるかのように
カメラをじっと見つめました。


ガラス越しに写したフランジ雄。
頬にある特徴的なひだをフランジ(Flange)と呼びます。
フランジは強い大人のオス限定で発達し、
フランジを持つオスをフランジ雄、ひだのない弱いオスをアンフランジ雄と呼びます。
強いオスがいるあいだはアンフランジ雄はずっとひだがないまま過ごし、
強いオスがいなくなり、トップに躍り出ると、
すぐにフランジが発達してフランジ雄へと変身を遂げるそうです。


そのオランウータンの3匹が空中散歩を見せてくれました。
多摩動物園の見どころの一つです。
若い雄でしょうか、わんぱくぶりを発揮、
軽々とすばやい綱渡りをしていました。


母子で空中散歩、
幼い子供は怖そう、ママに抱きついて離れません。
オランウータン、
毛衣は赤褐色から褐色で、全身が長く粗い体毛で被われます。
顔には体毛がなく、顔面の皮膚は黒色、
若齢個体は頭頂部の体毛が逆立ち毛衣が明橙色で眼や口の周りがピンク色です。


「見物するなら金をくれ」と言っているわけではないでしょうが
指で丸をつくっていました。


腕の方が長く、脚の2倍の長さがあり、
そして指とつま先が曲がっていて、
綱や枝を上手につかむことができるオランウータン、
空中散歩が得意な所以です。
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