行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

昆虫館で南国の蝶その2

2020-01-24 20:00:58 | 昆虫
多摩動物公園昆虫館で南国の蝶、
その2はタテハモドキとツマベニチョウを選びました。


タテハモドキ。
翅を開くと橙赤色の地の中に大きな目玉模様、
東京で見る蛇の目模様のある蝶たちとは一味違う鮮やかさです。
この目玉模様、鳥に脅威を与え、鳥から身を守る効果があるようです。


名にモドキとつきますが、れっきとしたタテハチョウ科、
タテハチョウ科としては珍しく、
翅を広げたままとまることが多いのでモドキの名がついたとのことです。


南西諸島に生息していましたが、
いまは分布を北方へ広げ、九州にも定着しているようです。
翅の裏面は地味な褐色です。


ツマベニチョウ。
前翅の先の鮮やかなオレンジ色が眼をひきます。
垂れ下がるように咲く紫色の花にとまり、
さらに美しく映っていました。


シロチョウ科に分類される蝶、
シロチョウ科の中では世界最大級の大きさだそうです。
開張約9- 10cmとモンシロチョウの倍近くになります。


ハイビスカスにもとまりました。
さすがに赤いハイビスカスの中では存在が薄くなります。
日本では宮崎県が北限で、鹿児島県や沖縄県に分布する蝶です。
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