10月の多摩動物公園、
動物を見た後、昆虫館にもよって見ました。
東京では見られない南国の蝶たちが温室の中を飛び回っていました。
まずは、オオゴマダラ、イシガケチョウ、ベニモンアゲハの3種を掲載します。
オオゴマダラ。
白黒のまだら模様が特徴的、
日本に生息している中では最大級の蝶です。
羽を広げると大きいものでは15cmほどになります。
熱帯アジアなど暑い地域に生息、
日本においては喜界島以南の南西諸島にしか生息していない蝶です。
しかし、ここ多摩動物園の昆虫館には何匹もが飛び交っていました。
写真を撮りに来ていた人の頭に止まろうとしたオオゴマダラ、
間違いに気づいたようであわててターンをしました。
ソニーの文字がよく目立ち、ソニーの宣伝に使えそうな一枚。
イシガケチョウ(石崖蝶)。
イシガキチヨウ(石垣蝶)とも呼ばれるタテハチョウの仲間です。
白地に、美しい黒色の細かい筋模様、
名はこの模様を石崖・石垣模様にたとえたとのことです。
イシガケチョウも南方系の蝶ですが、
近年、少しずつ分布を北に広げつつあります。
現在、紀伊半島以南には定着が見られるようです。
渓流沿いの林縁で見られ、湿地で吸水したり、花で吸蜜します。
昆虫園でもピンクのランタナの花にひらひらと翅を広げながら吸蜜していました。
ベニモンアゲハ。
アゲハチョウとしてはやや小型、
翅は黒いが、後翅の中央に白の大きな斑点があり、
その周囲に赤からピンク色の斑点が並びます。
雄より雌のほうが全体的に色がくすんでいるとのこと、
上写真は雌と思われます。
ベニモンアゲハの幼虫は姿形がジャコウアゲハにそっくり。
そして、ジャコウアゲハと同じく、スマノスズクサ類を食草として、
体内に食草由来のアルカロイド系毒物質を蓄えます。
成虫になってもこの毒が外敵から身を守ることに役立ちます。
毒を有すること、体側が赤いことなど、成虫もジャコウアゲハに似ています。
台湾からの迷蝶が八重山諸島に定着した後、
急速に北に勢力を広げ、現在は奄美諸島以南で生息が見られる蝶です。
動物を見た後、昆虫館にもよって見ました。
東京では見られない南国の蝶たちが温室の中を飛び回っていました。
まずは、オオゴマダラ、イシガケチョウ、ベニモンアゲハの3種を掲載します。
オオゴマダラ。
白黒のまだら模様が特徴的、
日本に生息している中では最大級の蝶です。
羽を広げると大きいものでは15cmほどになります。
熱帯アジアなど暑い地域に生息、
日本においては喜界島以南の南西諸島にしか生息していない蝶です。
しかし、ここ多摩動物園の昆虫館には何匹もが飛び交っていました。
写真を撮りに来ていた人の頭に止まろうとしたオオゴマダラ、
間違いに気づいたようであわててターンをしました。
ソニーの文字がよく目立ち、ソニーの宣伝に使えそうな一枚。
イシガケチョウ(石崖蝶)。
イシガキチヨウ(石垣蝶)とも呼ばれるタテハチョウの仲間です。
白地に、美しい黒色の細かい筋模様、
名はこの模様を石崖・石垣模様にたとえたとのことです。
イシガケチョウも南方系の蝶ですが、
近年、少しずつ分布を北に広げつつあります。
現在、紀伊半島以南には定着が見られるようです。
渓流沿いの林縁で見られ、湿地で吸水したり、花で吸蜜します。
昆虫園でもピンクのランタナの花にひらひらと翅を広げながら吸蜜していました。
ベニモンアゲハ。
アゲハチョウとしてはやや小型、
翅は黒いが、後翅の中央に白の大きな斑点があり、
その周囲に赤からピンク色の斑点が並びます。
雄より雌のほうが全体的に色がくすんでいるとのこと、
上写真は雌と思われます。
ベニモンアゲハの幼虫は姿形がジャコウアゲハにそっくり。
そして、ジャコウアゲハと同じく、スマノスズクサ類を食草として、
体内に食草由来のアルカロイド系毒物質を蓄えます。
成虫になってもこの毒が外敵から身を守ることに役立ちます。
毒を有すること、体側が赤いことなど、成虫もジャコウアゲハに似ています。
台湾からの迷蝶が八重山諸島に定着した後、
急速に北に勢力を広げ、現在は奄美諸島以南で生息が見られる蝶です。