行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

オオバン

2020-01-12 20:00:51 | 
この冬の多摩川、
秋の台風で川が荒れたせいか、
水鳥が少ないように思えます。
そんな多摩川にオオバンが群れでいました。


オオバン。
カモに混じっている姿をよく見ますが
カモの仲間ではなく、ツル目クイナ科、クイナの仲間です。
以前は北海道で繁殖し、冬になると本州に移動する鳥、
絶滅危惧も心配されていましたが、
最近は本州や九州でも繁殖し、急激に個体数を増やしています。


大きな足が特徴、この足で泳ぎ、陸上もよく歩きます。
カモの水かきは足の指の間が膜でつながっているのに対して、
オオバンの水かきは指が平たく広がった構造になっています。


水から出ると、丸い体型、
体型を見ても、カモとは明らかに違うことが分かります。
食性は植物食傾向の強い雑食、
主に水生植物を餌とし、魚類、昆虫、軟体動物なども食べます。


陸上にいたオオバンが人に気付いて、
あわてて水の中に逃げた場面です。
残念ながら、真逆光、色がつぶれてしまい羽の質感が出ていません。


そこで順光でオオバン。
羽色が黒色ではなく、灰黒色に映っています。


これも順光下ですが、
灰色がなくなり、黒く映りました。
光の当たり方で羽色が少し違って見えるようです。
虹彩が紅色、くちばしと額が白色なのもオオバンの特徴です。
コメント
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