黒澤明の「生きる」をケーブルでやっていた。もう既に葬儀の場面であったが、これが断片的な記憶しかなかったが、黒澤の「生きる」である事はすぐにわかった。
さすがただ座っているだけではない人の動かし方と演技のぶつかり合いは只者ではない。ついつい座りなおして、結局最後まで観てしまった。
オッサン、オヤジと言われても当然と感じる年になって観る「生きる」はそれまでに知っていたつもりでいたものとは全く別な映画でしたね。
そう、長い物に巻かれている事の安楽さの影に紛れて平々凡々と日々を過ごしてしまってないか。こんな生活がずっと続く事が恰も当然のものとして無駄に時間を費やしていないか。
公園で至福の気分を味わって歌う主人公・渡辺勘治の姿。涙。やっぱ黒澤はすげー。
さすがただ座っているだけではない人の動かし方と演技のぶつかり合いは只者ではない。ついつい座りなおして、結局最後まで観てしまった。
オッサン、オヤジと言われても当然と感じる年になって観る「生きる」はそれまでに知っていたつもりでいたものとは全く別な映画でしたね。
そう、長い物に巻かれている事の安楽さの影に紛れて平々凡々と日々を過ごしてしまってないか。こんな生活がずっと続く事が恰も当然のものとして無駄に時間を費やしていないか。
公園で至福の気分を味わって歌う主人公・渡辺勘治の姿。涙。やっぱ黒澤はすげー。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます