今夜は、三田から麻布へ抜けて、あわよくば永田町方面へと向かってみたいなどと云う野望を抱いておりました。
なかでも期待していたのは、日本基督教団安藤記念館。1917年築だ。
さっさと向かえば良かった。欲をかいて寄り道しつつ近寄ろうなんて魂胆で掛かったわけだが、このあたりは台地のきわで坂はあるは道は歪曲しているは、敷居が高いお家はならんでいるわで、すっかり方向感を見失い辿り着けませんでした。
他にも、イラン大使館、三田綱町パークマンション、綱町三井倶楽部、簡易保険事務センター、和朗フラット等々見所ねらい所が沢山あったのだけど、迷走しつつも届かず。
消化不良の夜となってしまいました。
津国屋酒店
西町インターナショナルスクール
東京さぬき倶楽部
ノア・ビル
麻布郵便局
外務省飯倉公館
APECでロシア大使館近辺はものものしさに拍車がかかって、のんきに写真を撮っている雰囲気ではまったくありませんでした。
それにしても尖閣諸島のビデオ流出事件はメチャクチャな方向に進んでますね。
個人的には民主党も自民党も同じ人に見えるのでどちらの肩も持つ気はありませんし、外交交渉として尖閣諸島問題は後手後手でダメダメな対応だったように見えると思っています。
というか中国の方が一枚上で政府としても海保としても丸腰の漁船で突っ込んでこられた場合の対応が出来てなかったのだろうなと思います。
一方で、どんな外交交渉しているか知りませんが、外野が中央がだらしないからといって勝手なことをしていいという事には全くならない訳でビデオ漏洩は組織としてあるまじき行為。情報漏洩して国策を阻害する等というのは最低最悪な手段だと思います。
こうした行為に走っている時点で明らかに反政府的な訳で、それはつまり半民主党という事になってしまうのだろうと思う訳だが、メディアはこぞってこの犯人を擁護する側に回っているように見える。
たしかに民主党はだらしないけど、全く政権の肩を持たないメディアというのもびっくりだ。政権がだらしないから漏洩したみたいに云うけど、反政府活動の一環として漏洩を行い、それを賞賛していると見ることもできるのに、臆面もなくこれが進んでしまう事に僕はびっくりした。
ニュースでは、
一橋大名誉教授は、国家公務員法違反に抵触するかどうかが問題になるが、最高裁はその『秘密』は非公知かつ保護するに値すると認められたものに限ると判示している。ビデオ映像はすでに国会議員には放映されており、非公知性の点で『秘密』と言えるかどうかはなはだ疑問だ。逮捕したとしても公判維持をするのはかなり難しいのではないか」と話している。
とか、
読売新聞は「巡視艇ナンバー3のベテラン、義憤募らせ送信?」とか尖閣「極秘」資料撮影、仙谷氏「盗撮」呼ばわりとかいった記事を流している。
とかに加えて街頭インタビューでも、漏洩致し方なしみたいなことを言っている人が目立つような紹介のされ方をしている。
つくづく日本のメディアってダメダメなんだなぁと思う。
これって正に民意の捏造でしかもヘタくそ。
もはやテレビはニュースですら観る価値がなくなりつつあるという感じがしましたね。
気が滅入ってきたので今夜はもう寝ます。