深く考えることもなく乗り始めたクルマでしたが、なんだかんだ11年も乗ってしまった。
BMW 3シリース ツーリング 第五世代 E91。
実際走っていてなんの不都合もない。内装もどこといって痛んでいる訳でもない。しかし11年ともなると車検の際の部品交換費用がどんどん嵩んできた。
去年は前輪のディスクブレーキのローターも変えた。ローター?サービスの人に二回聞き直してしまいました。ローター変えるんだと。次は何がくるのか・・・。
子どもたちの学費を払い終え一段落ついた今、クルマを買い換えました。感無量です。
振り返ると3シリーズこれで三台目。そんなことになるなんて考えてもいなかったなー。
第4世代 E46
親父の車椅子が積めるクルマがいいということだったけれども、何よりこのパッケージングの目新しさに惚れました。
しかも白という当時は大変珍しい形だった。今こそ沢山走っているけれども。それだけ人を惹きつけるものがあったと思います。
色が白だというと、驚かれた時代でした。更にツーリングというと形が解らない人もたくさんいました。
車椅子はもちろん、机や箪笥みたいなものまで積める便利さを要所要所で発揮し、キビキビと走る力強さがとっても気に入っておりました。
思えばこんなインパネだったか。
しかし、これ衝動的に買い替えちゃった。未だにこの時なんで買い換えることになったのか・・・。一台目を購入するときに出会った営業マンに勧められたことは間違いないのだけど、だからってハイハイ買い換えられるものでもない・・・・。
しかし今考えると子供たちの進学などの時間軸を考えるにあの時買い換えていなかったら3シリースを乗り継ぐことは難しかったのではないかと思います。
第5世代 E91
やってきた新しいクルマは空力特性もエンジンも洗練されておりました。高速道路での静粛性にはびっくりしたものでした。ずいぶんこれで仙台往復しました。
カミさんもこのクルマで本格的に運転するようになっていきました。癖のないフラットな出力特性で安心して運転できたというのが大きかったように思います。走行距離全体でみるともしかしたらカミさんが走った距離のほうが長いかも。
冒頭に書きましたが経年劣化で部品交換はいろいろありましたが、11年間で機器の故障は一切なく、文字通りノントラブルで走り切ってくれました。小学生だった子供たちも運転免許をとり、路上デビューを無事果たし、家族4人の足として活躍してくれました。
属人化して考えるのはおかしな話かもしれませんが、僕ら家族のために一生懸命働いてくれて感謝であります。長い間ありがとうございました。
当然相談する相手は長年お付き合いしてきた営業マン。初めて会ったときは新入社員で売ったクルマの何台目かという頃でしたが、今や大きなお店の店長さんであります。
わがまま放題言いたい放題言ってすんませんでした。
そしてやってきたのがこれ
第6世代 F30
車椅子を積む必要もなくなったし、セダンに乗りたいというカミさんの希望を汲んで初めてのセダンであります。10年ぶりの新車の機能は正に隔世の念があります。
BMWはもともと革新性が売りであった訳ですが、こんなにも電子的な機能が盛り込まれているなんて全然知らんかった。
特にバックカメラは最強で、まだ二日目ですが駐車する際、後方は液晶ディスプレイだけみてる感じになってきました。その方が早い。
8速ギアと組み合わされたエンジンはシフトチェンジされている継ぎ目が解らない程なめらかにギアチェンジし、軽い。車重も軽くなったのもある、ハンドリングも軽くなったこともある。
いろいろ重ね合わさり非常に軽い走りでどんどん前に行く。
期待以上の走りに思わず笑みが浮かびます。
座ってなんか懐かしいと思った。メーター周りのデザインが第四世代のころのものに似せて作っているですねー。
期待以上に素晴らしいクルマで大満足です。新しい家族として大切にお付き合いしていきたいと思います。