最近、新川を使って荒川に抜ける道を行く事が多くなった。自宅から荒川へ抜けるには大変便利だし走りやすいのだ。このルートを使う事でもう少し遠くまで行けるハズでそれはどのくらいなんだろう。
今日は船堀橋から首都高速の下へ降りてみた。
夏場、ここは日陰になるので凄くありがたい場所だったりするのだ。
この後僕は更に綾瀬川を遡上した上で東行し中川に抜けて戻ってきました。
上平井水門
そしてその脇の高速道路の高架の下にある中川水門。
利根川を使って物資を東京に運び込むため船に荒川を横断させる為に作ったものらしい。確かに真向いには、木下川水門がある。
そんでもってもっと前の荒川が作られる前はそもそも一つの川だったと云う訳だというからびっくりしたもんだ。
僕の水門巡りが本格的に目覚めたのはこの場所をだと言っていいだろう。自転車で走り始めた頃は、ここに辿り着いた時には見も心もくたくたになる程遠く感じたものだったが、今や1時間を余裕で切って到着。我ながら土地勘と体力は随分とついてきたもんだ。
かつしかハーブ橋。世界初の曲線斜張橋なのだそうだ。
ここは中川と綾瀬川が合わさる場所なのだが、首都高速はここで綾瀬川を跨ぐ。この時にちょっと横へ進む必要が生じるためにカーブしているのだ。
荒川からスカイツリーを望む。400mを越えたそうですね。
堀切菖蒲水門
首都高を通ると、チラリと変わった屋根が見えるがそれがこの水門。こちらは、綾瀬川流域の雨による増水を止めるのが目的で作られたもので、ダムのような働きをするヤツだ。流水量を抑えこんで、上流の綾瀬排水機場から強制的に荒川へ水を送りこんでしまおうと云う訳だ。
綾瀬水門
それにしてもこの独自の形状と大きさは夢に出てきそうなタイプだ。
そしてこれが豪雨時には活躍しているであろう綾瀬排水機場
台風やゲリラ豪雨の時等フル操業になった状態を見てみたいとも思うのだが、そんな時にこんな場所に居たらすごく危険なので無理だろうなー。