自転車の乗れない週が続いておりました。
原因はもっぱら電気製品。カメラが不調で変え買えて、出かけるのを楽しみにしておった訳ですが、やおらスマホが緊急入院し、再起不能。
仕方なく機種変更するのに土曜日の半分を食われ、やっと終わったかと思えば今度はパソコンが急死。
ここらは何か磁場とか電磁波がおかしな感じになっているのではないかという勢いで、いろんなものが壊れてきた。
それもどうにか落ち着いてきたことから今日は自転車に乗るのだ。
どこへ行こうかと思ったが、ひとまず気持ちを落ち着けるためにお墓参りに行くことにしたよ。
綾瀬にあるお寺まで自転車でひとっ走り。
中川を遡上して亀有あたりから古い川の跡で足立区と葛飾区の区境にもなっている裏道を辿っていけば綾瀬にたどり着くという寸法であります。
それにしても今日はなんでこんなにヘリが飛んでいるのだろう。自衛隊機みたいで、着水できるような形のものがついているみたいだ。
後で調べたら東京駅で停電があり新幹線がたくさん運休になったようで、その関係で警戒に出るようなことだったのかもしれません。
高砂小橋をわたって青砥側へわたりさらに北上。
大きなプロジェクトがおわり、今は後始末とこの先に向けての準備期間ともいうべき時期に入っており、現在は一日自分の机に座って仕事をしていることが多くなってきた。
やっぱり週末ぐらいは外の空気を吸って流れる景色をみないとストレス溜まるわ。
ほんと外は気持ちいい。
予定通り亀有から古隅田川を辿って綾瀬方面へ。
ここは北三谷二号橋の跡らしい。
くるまも人通りもすくなくて楽チンだ。
無事お墓参りをすませてここからは帰路。
思いつくまま適当に道を選んで帰るのだ。
木下川薬師浄光寺
こちらは荒川の掘削のために場所を移したお寺なのだそうです。その歴史は古く嘉祥2年(849)に始まると伝えられてるそうです。
この仁王門のすごいこと。なかの金剛力士像は江戸時代前半の寛文3年(1663)に作られたものだそうです。
こちらは将軍家の祈願所となっていたという由緒を持っているお寺でもありました。
このお寺の歴史を読むと鷹狩りの話がでてきます。家康も鷹狩りを大変好んでいたということでこちらのお寺で休憩をとったりしていたのでしょうか。
再びぶらぶら走ってめぐり合ったのは新小岩の香取神社。
こちらは享保4年(1719)、八代将軍吉宗が鷹狩をするときの食事をする場所として使われたという話が残っているようです。
そのとき出すものがなく、急場のしのぎで餅のすまし汁に青菜を少々、彩りとしてあしらって差し出したものが大変喜ばれ、小松菜という名前を頂戴したのだという。
小松菜はそんなこともあって江戸川区の特産野菜になっているのでありました。
知らんかったわ。
さらに気ままに自転車を踏んで40キロちょっとたくさん汗をかいて、すっかりストレスを抜ききって至福の午後であります。
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