浦安中年期外伝

カミさんを師匠に修行中の週末の料理やポタリング、読み散らしてている本の事など

ようこそ、おいでいただきました。

歳をとると日々が過ぎて行くのがどんどん早くなっていきます。ブログの更新がやや散漫になりつつありますが、しっかり元気でやっております。
いろいろなジャンルの本を読み漁り書き散らしてきたウェブサイトは今年で20年を迎えました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 浦安中年期外伝(読書編)
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2012年度末を迎えて

2013-03-31 21:00:00 | 出来事
2012年度最後の週末は雨交じりの曇天。気温も低めで自転車に乗れず、満開となった桜も色が映えない残念な景色となってしまいました。
天気さえよければかなりいい桜の開花だったと思うのだが。

仕事で参画していたプロジェクトのゴールをはじめ、肉離れを起こしたりインフルエンザに罹ったりと盛りだくさんの2012年もいよいよ最終日となりました。

こんなに慌しい、目まぐるしい日々が続く年は恐らく生涯一・二を争う程だと思います。大変だった。超大変だった。しかしその分充実感に溢れる素晴らしい年でありました。

一緒にかんばってくれた同僚達、支えてくれた友人・家族のみんなに深く感謝であります。お陰様であの山もこの谷も乗り切ってくることができました。

明日からは新しい年度がはじまります。2012年度を乗り切ることが出来た訳なので、この先大抵のことがあってもどうにかはしっていけるでしょう。

そういうことが飾りなく言えるようになった今年は正に稀有な年でありました。たまたまなんだろうけどもこんな貴重な経験をさせてくれたことについても誰に言えばいいのかわからないけども感謝であります。

そんな訳で今年度、怪我もあったので自転車にはあまり乗れなかったんだけど、読書はそれなりにできて結果44冊の本を読んで記事を書いたよ。

「ロバート・ジョンスンを読む」日暮泰文
「ソロモンの偽証」宮部みゆき
「ゴースト・トレインは東の星へ」ポール・セロー
「民主主義のあとに生き残るものは」アルンダティ・ロイ
「三重スパイ」ジョビー・ウォリック
「血と涙のナガランド」カカ・D・イラル
「告発!エネルギー業界のハゲタカたち」グレッグ・パラスト
「紳士の黙約」ドン・ウィンズロウ
「われらが背きし者」ジョン・ル・カレ
「サイコパスを探せ!」ジョン・ロンソン
「どうして僕はこんなところに」ブルース・チャトウィン
「世界史のなかの中国」汪 暉
「こうして世界は誤解する」ヨリス・ライエンダイク
「のぼうの城」和田 竜
「「多様な意見」はなぜ正しいのか」」スコット・ペイジ
「要塞都市LA」」マイク・デイヴィス
「世界の99%を貧困にする経済」」ジョセフ・E・スティグリッツ
「ばんば憑き」」宮部みゆき
「最悪のシナリオ」」キャス・サンスティーン
「見えざる宇宙のかたち」」シン=トゥン・ヤウ& スティーヴ・ネイディス
「チョムスキーの「アナキズム論」」ノーム・チョムスキー
「レンヌ=ル=シャトーの真実」ロバート・ハウエルズ
「誘拐」ガブリエル ガルシア=マルケス
「帝国以後」エマニュエル・トッド
「膨張宇宙の発見」マーシャ・バトゥーシャク
「バターン死の行進」マイケル・ノーマン エリザベス・M・ノーマン
「シンメトリーの地図帳」マーカス・デュ・ソートイ
「自爆する若者たち」グナル・ハインゾーン
「発達史地形学」貝塚爽平
「バナナの世界史」ダン・コッペル
「プレートテクトニクスの拒絶と受容」泊次郎
「歩く影たち」開高健
「デモクラシー以後」エマニュエル・トッド
「燃えさかる火のそばで」ジュリア・M. シートン
「水と人類の一万年」ブライアン・フェイガン
「コンニャク屋漂流記」星野博美
「フクロウからのプロポーズ」ステイシー・オブライエン
「都市という劇場」ウィリアム・H・ホワイト
「堪忍箱」宮部みゆき
「自由貿易は、民主主義を滅ぼす」エマニュエル・トッド
「帝国解体」チャルマーズ・ジョンソン
「コロンバイン銃乱射事件の真実」デイヴ・カリン
「最初の刑事」ケイト・サマースケイル
「ルポ アメリカの医療破綻」ジョナサン・コーン

相変わらずいろんな本を読んでいる訳だが、なんか遥か遠い昔に読んだような、この本を読んだのは一年以内のことかと驚くようなものが何冊もありました。

近年小説よりもノンフィクションの方が個人的に心に迫るものがあって、その比重が増えているみたいだ。

世の中は新聞が報じたりするよりもずっと先にノンフィクションで警鐘が鳴ると思うのだが、現実はそのもっと先にいると僕は思う次第で、電車では新聞も読まずゲームなんかしている社会人なんかを見かけるとつくづく先々が不安になるよ。

2013年度はいい年になりますように。

今日のポタリング

2013-03-23 12:38:00 | 出来事
picasaからリンク設定ができないけちくさい状態をはやくやめて欲しいぞGoogle

https://picasaweb.google.com/lh/myphotos?noredirect=1

めんどくさくてしょうがない。
それとGoogleリーダーのサービス停止反対です。


ということで今日はお日柄もよく自転車日和です。花粉症の薬を飲んで自転車を踏む。
まずはご近所の美浜公園。桜はかなり見頃となっておりました。

今日はあちこちと桜を見物しに行こう。

送信者 ドロップ ボックス2


湾岸線を東に進み江戸川を遡上。

179号が渡ってきそうな気配。橋脚ができてきました。どんな橋ができるのかな。橋桁を渡すときはまたあの起重機船なんかが登場するのでしょうか。


送信者 水門と橋3


更に東西線の車両基地を跨ぐつもりらしい。

送信者 水門と橋3


ここの工事計画をきっちりチェックしなくては。


予想以上に北風が強くてしびれる。なまりきった足には自転車が重い。

葛飾柴又寅さん記念館前。ここらで北進するのは断念です。

送信者 ドロップ ボックス2


帝釈天にお参り。

送信者 文化財部


ここから斜めに西進し中川に出てその中川に沿って荒川を目指す。
今日は北岸を行きます。

送信者 ドロップ ボックス2


ここらはほんとにのんびりしてていいところだなーと思う。

送信者 ドロップ ボックス2



とろこどころに目を奪うような見事な桜が現れて嬉しい。

川端児童公園

送信者 ドロップ ボックス2


桜の下でゴザを引いてのんびりお花見もいいけれど、僕はこうしてそばを走り抜けつつ眺める桜が好きだ。ほどよい距離感で通り過ぎていく桜はその枝ぶりが立体的にゆっくりとむきを変えいく様子がとても素敵だと思う。

荒川を堀切まで北上して切り帰し隅田川にでました。

今日はいくつ川を渡るのだろうか。

東白鬚公園の桜。ここはお祭りモードでした。

送信者 ドロップ ボックス2


今度は墨田区を斜め横断的に横切り旧中川へ。

送信者 ドロップ ボックス2


最後は新川を東進して帰宅しました。
春を満喫するポタリングでありました。49キロ。



今日のジョギング(久々)

2013-03-20 11:21:00 | 出来事
12月の初旬に走っている最中に痛めた筋の回復が予想以上に長びき。寒いの風が強いのインフルエンザだ花粉症だなどと言い訳のオンパレードも重なり、まるで冬眠中の熊のように冬場を過ごしてしまいました。


送信者 ドロップ ボックス2


冬眠中の熊は飲まず食わずできっとげっそり痩せて飢えて春を向えるのだろうけども、僕の場合、食っちゃ寝してきた訳なのでぶっくりと太ってしまった。

体質なんだろうけど、僕の場合痩せるより太る方が簡単だ。加速はいいけど制動に難のあるマッハⅢみたいな感じだろうか。あー、例が中途半端すぎだ。

送信者 ドロップ ボックス2


先週末からいよいよ自転車を再開宣言し、ジョギングも今日から再開であります。

今日は入船から西に向かっていけるとこまでひたすらまっすぐ走る。
ここは見明川を跨ぐとそのまま舞浜に直結できる向きに道路が開かれていて、そのうち橋を造り出すんじゃないかと思っている。

ちらほら工事の気配もあって、動き出しているんじゃないかと思うのだけどいかがなものでしょう。

港の鉄鋼団地を抜けて海へ。

送信者 ドロップ ボックス2


今日はガスが出ていて見通しがあまりよくありませんでした。
ここで5.2キロ。

お恥ずかしい話ですが3ヶ月ぶりということで今回はここで徒歩に切替え。
のんびりと歩いて帰ってきました。

しかし、とても3月とは思えぬこの陽気。身体がびっくりしておりますよ。



3.11から2年

2013-03-11 22:19:00 | 出来事
また3.11がやってきました。

この地震で僕らは多くのものを失ってしまった。亡くなられた方々にはあらためてご冥福をお祈りします。被害に遭われた方々には心からお見舞いを申し上げたいと思います。


2年前のあの日、遙か遠い世界の話しのようでもあり、昨日のことのようでもあり、とても特別な距離感がある日だなぁとつくづくと思う。

揺れ始めたあの瞬間からの事は鮮明に思い出せる一方であの日のあと流れた2年という歳月の茫漠とした日々。うまく言えないけどもつまりあの日を思い出すのは遠く離れた古里に帰省するみたいなものかと。僕らの場合、古里が本当に仙台であるが故にそんな気がしています。

記念日の今日メディアで目立ったのが「まだ何も終わってない、始まってすらいない」という復興に対する想いだった。それは直接の被害を受けたのは海岸線に沿った地域のことを指したものだ。実際問題その通りだと思う。

仙台で云えば仙台南道路を挟んだ海側と陸側ではまるで状況が違っていた。帰省したおりに道路の下に開けられた通路をくぐり抜けて海側に家族で立った。その場所から眺めるのはこれがはじめてだった訳だが、それでも震災でどんなダメージを受けたのかは一目で理解できた。建物や木々のような目に見えるハズのものが何もかもなくなっていたからだ。足下には炊飯器や食器、畳や扉が。背筋が凍り、胸が苦しくなる光景だった。

2年たっても復興にはほど遠い現状がある。繰り返すけどほんとそうだろうと思う。しかしそれはなかなか伝わらない。

南道路からちょっと離れると被害の気配はあっという間に消える。仙台市内に戻ると被害のあとは見つけることが難しくなってしまうほどになってしまう。

嘘みたいに気配が消えるのだ。

テレビではある解説者が「まるで爆撃にあったかのように局所的な被害だ」と表現していた。しかし僕ら戦後世代は「爆撃のような被害」を知らない。

爆撃を受けたかのような局所的な被害。言葉では理解できるのだが、実感として捉えることが難しい。

テレビなどの報道でいくら見ていてもやはりピンと来ない。実感が持てない、想像できないのは、実体験として同類のものを持ち合わせていないからなのだ。

未曽有の被害というものはどうやらそういうものだ。このことに気づく、理解するまでに僕も随分と時間が必要だった。それぐらい今回の被害は局所的でこれ以上ないくらい集中的で壊滅的だったのだ。


分かち合うことすら困難なほどの激しい痛みの格差。このことを、こんなことが起こることを忘れてはいけないと思う。

一方で今回のことで沢山学んだ事もあった。原子力行政がいかに杜撰でいい加減だったかということやらなにやら。僕らが力を合わせれば思いもよらない程大きなことができるということ、気持ちが重なりさえすればそれはいつでも発揮でき、(そうそう一つになったときの僕らの強靭さってすごいよね)一国の政治すら動かしうる力を秘めていること。


そして何より僕らには善意があり正しい良心があり明日を信じる心があること。ニッポンをいい国にするのは僕ら一人ひとりの仕事ですよ。残された僕らの義務ですらある。頑張りましょうねー。



今日のポタリング

2013-03-10 07:47:00 | 自転車
ブログは訳あって一日遅れの更新です。

昨日の関東は5月並の陽気。ここんとこ諸々の理由でご無沙汰しておりました自転車に乗ってまいりました。3月に入ったらと思っていたところだったのでこの陽気は正に天の恵みでありました。

北西の風。しかも微風。

ここんところの運動不足から自分の体調を確かめながら、地道に走ることにしました。

送信者 ドロップ ボックス2


まずは境川を遡上して中川から新川に沿って荒川まで。
思っていたよりも快調で安心。休んでいたとは云え、足の調子が復活してからはちゃんとストレッチも筋トレもやってたからね。

上平井水門をくぐる船を眺めて一休み。やっぱり自転車は楽しい。一日会社で座って仕事をしている僕のような人間はやはり週末外に出て日の光を浴びる必要があるんだろうと思う。

送信者 水門と橋3



久々なので堀切菖蒲水門も記念撮影。なんども書くけどこの上部構造、機械室の頭でっかちなアンバランスさとそもそものでかさが異様だと思う。どうしてこの水門はこんな個性的なんでしょうか。

送信者 水門と橋3



更に綾瀬水門。今日はここから綾瀬川を遡上していくのだ。

送信者 水門と橋3



花畑付近で古綾瀬川遊歩道という小道を発見。

送信者 ドロップ ボックス2



ここには武蔵野路の一部として舎人コースというものが紹介されておりました。それにしても公園の地図はどうして北を下にして描いているのか。これを眺めた僕はすっかり混乱していまいましたよ。この武蔵野路というのを自転車で回ってみるというのも面白いのじゃないかな。

送信者 ドロップ ボックス2


めげずに北上。伝右川排水機場に到着。目的地として選ぶほどの場所ではないんだけど、僕の家から走る距離としては程よい場所にあるという訳なのでした。

送信者 水門と橋3



いつか僕はこの先の毛長川へとずんずんと進んでいきたいと思っているのだけどなかなか機会がつくれずにいる。今回も入口に辿り着いたところで引き返すことになった。


送信者 ドロップ ボックス2



帰路は垳川から中川に抜けよう。垳川では桜が咲いておりました。


予報に反して中川に出た頃には風が南風に変わっておりました。
まさかの向かい風であります。
スタミナが・・・・

送信者 ドロップ ボックス2


やや足がへろへろになりつつも境川にもどってまいりました。

送信者 ドロップ ボックス2


そしてここ一部地元住民の反対もあったという震災のモニュメント。完成したと聞いてきたのだけど、周囲がまだ工事中で近づくことができませんでした。

まもなく3.11ですね。

どうゆう訳か原発は安全だということになったらしく動き出しているし、アベノミクスとかほとんど「気合だ!」的な掛け声だけなのに世間は浮き足立っているようですけども、そんなこと言っている場合ではないと思うんだけどなー。

すくなくとも電力会社は一日も早く国営化されて欲しいと思う次第であります。


55キロ

溜まっていたストレスを解消することができました。
花粉も一杯吸って、自宅でくしゃみしながら記事を書いております。

ところでPICASAにアクセスしようとするとどうした訳かgoogle+に行ってしまい、リンクが設定できないというケチな状態になってしまう。いろいろ試したんだけどダメでブログの更新ができませんでした。いっそこの際ブログを引っ越そうかとまで考えました。

今朝再び調べたら ここからだと従来のpicasaに入れることがわかりました。
https://picasaweb.google.com/lh/myphotos?noredirect=1

お引越しはそれなりに大事なのでもう少し様子をみようとおもいます。