今週はヘヴィな飲みも(自ら飲んでいるので文句ではないが)入った為非常に長く辛い一週間でした。仕事もかなり頑張った。
そしてかなり草臥れた。
予想以上に仕事が捗った事もあり、今日は金曜日だし、もう一がんばりして歩くかと奮起して会社を出たら雨が降ってきた.....
このまま歩き出して本降りにあたるとかなり面倒な事になる。
とっても心残りでしたがこのまま帰宅する事にした。
有楽町で人が倒れていました。
丁度救急や警察がやってきたところで辺りは騒然とした雰囲気に。
救急車とパトカーだけではなく、消防車と事故処理車もいっぺんにやってきた。
一体何事かと思って見回すと、有楽町のビックカメラの前の交差点。歩道の一歩手前の車道に男性の方が倒れていました。
ひき逃げ?急病?それとも喧嘩?
倒れている男性は動く気配もなく。鞄が放り投げられたように周りに落ちたままでした。
こんなふうに厄災が降りかかってきてしまうという事に、背筋が凍る恐ろしさを感じた。あの場所に倒れているのが自分であっても全くおかしくないのだ。
到着した救急隊員が介抱する傍ら警察官らが「目撃した方はいませんか?」と周囲の群衆に大声で何度も呼びかけていたけど、だれも反応がない。
積極的に強力しているのは、ビックカメラのスタッフの人達ばかりだが、事件自体は見ていないっぽい感じだ。
恐らく緊急車両が現場に到着するまでは10分とか掛かっているハズだ。
何が起きたかわからないけど、警察がやってくるまでの間に居合わせた人達はみんなどこかへ行ってしまっていたと云う事らしい。
こんな目に合うとは努々思わず過ごしていた男性。倒れ行く男性を目の当たりにしながらその場を離れていった人達。そしてもしかして衆人環視のなか人を撥ねてそのまま逃走する事にしたドライバー。
地面に横たわった男性は、それまでとなんらかわる事のない都会の雑踏、人の流れをどんな気持ちで感じたろう。
とっても寂しい。文字通り掃いて捨てるほど人が溢れているのに、この寂しさ。人間味のなさは何なんでしょう。
とっても嫌な後味をかみ締めることになった週末でした。
事故に遭った方の回復を心からお祈り申し上げます。